コラム

 公開日: 2013-02-21 

60才からの仕事は50才の心構えで決まるとは?

 早や2月も残すところ1週間余となりましたね。
1年の1/6が過ぎたわけです。
 貴方は早いと感じますか、遅いと感じますか?

 新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の
寺田 淳です。

 前回に引き続き今回も
ちょっと相続関連から離れます。

 60歳からの第二の人生を
迎えるにあたってのコラムです。

 安倍内閣になってから
定年延長や雇用延長、という話題が新聞にも出ています。
 企業にも税制面での優遇措置で雇用拡大や設備投資促進を
図っているようです。
 ですがそれですべてが安泰なのでしょうか?

 60歳からの人生をどうするか?

もし、定年後も働き続ける事を考えているならば
今すぐに
・これまでどんな仕事に取組み
・どんな成果を挙げてきたか

 これまでの実績から
自分の強み、弱みをシビアに見極める作業を始めて下さい。

 最近言われていることは
「50代からどんな自己啓発や人脈形成を図ってきたか?」
この時期の底上げが後になって効いてくるというものです。

 50歳の貴方はこれからの10年間を
 40歳の貴方なら、10年単位での自己啓発を
計画的に進めていかなくてはいけません。

 それに加えて、基本中の基本項目は以下のようなものがあります。

1)体力、健康はどんな仕事をするにしても最重要ポイントです。

2)今の会社での定年延長や再雇用の場合 年下の上司、同僚との人間関係は重要です。
  定年後は「対等の関係」という意識を先方以上に持つことが求められます。

3)自分の家計を徹底的にチェックしましょう。
  債務がある場合と無い場合は 仕事の選択の幅が大きく異なってきます。

  仮に借金が無ければ、もうかる仕事ではなく やりたい仕事に就ける訳ですから。


 では会社に残る場合 会社のとる対策はどういうものがあるのでしょう?

1)定年の延長
2)定年の廃止
3)定年後の再雇用   概ねこの3項目に集約されます。

 最近目立つのは 「再雇用」です。
この場合の条件は個々でバラバラです。

 ですが、再雇用の場合には
 ・パートタイム勤務に変更
 ・定型型業務への職種変更
 ・同じ職種の場合の処遇の引き下げ 
 等は 当然の前提と考えることが必要です。

 参考データとして
「高齢従業員の雇用確保について」 ~経団連資料より
 に掲載されている企業が回答した「高齢者の雇用確保に必要な対応とは」
 というデータがあります。

 これによりますと、次のような対応が挙げられました。
 ( )内は私の個人的な感想です。

 ・高齢者の貢献度を定期的に評価し処遇へ反映させるが44,2%でトップでした。
  (理想的だと思いますが、貢献度が評価出来るような仕事がある事が前提です)
以下
 ・スキルや経験を活用できる業務には限りがあるため提供可能な社内業務に従事させる
  43,6% (全くの未経験業務に従事することもあるという事)
 ・半日勤務や週2~3日勤務等による高齢従業員のワークシェアリングを行う
  41,0% (収入面では大幅な減収になる事)
 ・ 高齢従業員の処遇(賃金等)を引き下げる
  30,0% (上記と同じく収入面での問題になる事)
 ・ 若手とペアを組んで仕事させ後進の育成、技能伝達の機会を設ける 
  25,8% (技能職、専門職であれば十分成り立つ策だが、事務職にも当てはまるか?)
 ・60歳到達前、到達時に社外への再就職を支援する
  24,1% (現状も行われている)
 ・60歳到達前、到達時にグループ企業への出向、転籍機会を増やす
  22,7% (同上、但し会社の規模によります)
 ・新規採用を抑制する
  16,9% (今度は若年層への雇用機会現象問題に転化してしまう)
 ・従来アウトソーシングしていた業務を内製化したうえで従事させる
  11,7% (関連企業へ波及することになる?)
 ・特段の対応はしていない
   9,4% (事実上これが現状ではないかと)
 ・高齢従業員の勤務地エリアを拡大する
   8,9% (遠隔地への転勤も受け入れないといけない)
 等でした。

 会社勤めで得たスキルを どう活かすかをしっかり分析し 行動する。
社内に残るなら自分の仕事は自分で生み出す
このくらいの気概がなければ、上記の条件を甘んじて受けるしかないのです。

 それがいやなら 独立、転職を考える事です。
それも 50になったらすぐに考える事です。
いや、現状から考えれば40代から想定しても決して早くはないはずです。

 

この記事を書いたプロ

寺田淳行政書士事務所 [ホームページ]

行政書士 寺田淳

東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル7F ハローオフィスC-3 [地図]
TEL:03-5157-5027

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