コラム

 公開日: 2017-12-25  最終更新日: 2018-01-08

【改定】 経営危機相談のハードル

このコラムは、より判りやすくするために2017年12月25日に改定した。

当事務所に相談にいらっしゃる方は、一様に
「相談に来るには相当の勇気を要した」、「相談に来るためのハードルがとても高い」とおっしゃる。
中には「相談に来るためには三年かかった」、「一年間、毎日のように著作を読んでいた」、「ホームページやブログを何回も読み直したうえで、ようやく相談に来られた」とおっしゃる方もいる。

当事務所の相談は有償である。
また、よくある経営コンサルタントのように、依頼人に迎合したり、おもねることもない。
それは、経営危機の相談は冷徹に判断しなければならないことが多いことと、大きな曲り角を曲がるために大きなエネルギーを要するからで、それなりの準備をしていただきたいからだ。

わたしが強く想定していることの一つは“再起”だ。
この大きな曲がり角を曲がった先の再起だ。
単に倒産処理をするだけでは、それは弁護士の仕事に過ぎない。
もちろん、倒産処理に弁護士は欠かせないのだが、弁護士に引き継ぐ前の[申立て前処理]をしっかりやっておかなければ、再起のための環境も作れないし、資金も確保できなくなってしまう。

そうしたわたしの思いが、著作やホームページやブログに漂っているために、ハードルを高くしているのだろう、と指摘されたことがある。
わたし自身、そういうメッセージを送っている自覚はある。強い自覚ではないが、あることはある。
それは、逆説的な言い方だが、決してハードルを下げて誰でも簡単に相談に来られるようにはしていない、という自覚である。

一回の経営危機相談(倒産相談)には、常に最大三時間とってあるが、おおむね二時間前後ほどで終わってしまうことが多い。それは疲れてしまうからだ。
依頼人の相談者もわたしも疲労困憊してしまう。
三時間以上、初対面でシビアな経営危機問題を話し合うというのは、相当な消耗を強いられるものだ。
避けられないことなのだが、第一回の相談はそうなることが多い。

その相談の内容を事前に想像すると、相談者にとってはハードルが高くなることは避けられないだろう。
わたしもそう思う。

しかしすでに述べたことと大いに矛盾するのだが、わたしはもっと気軽に相談に来ていただきたいと思っている。
その理由は、高いハードルの前に躊躇している間に、ほとんどのケースでは経営状態は悪化していくからだ。

最初の相談から数年経てまた相談に来られる方も多いのだが、そのほとんどのケースでやはり経営状態は悪化しているものだ。

この矛盾が解決することはあるのだろうか。

経営危機段階にあると、相談相手には恵まれないものだ。
このまま行くとこの先がどうなるか。それを一定程度想定して経営危機を切り開く。あるいは破綻処理をして再起を策す。
わたしはそのための相談相手になり得ると自負している。
現段階で、経営危機相談(ほとんどが倒産相談)数は[約850件]。

※これら、[倒産]や[破産]についての詳しい情報は、わたしのホームページ
 『倒産と闘う!』http://nitemare.jp/を参照してください。

この記事を書いたプロ

内藤明亜事務所 [ホームページ]

経営コンサルタント 内藤明亜

東京都新宿区北新宿1-17-3 金元ビル202 [地図]
TEL:03-5337-4057

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
相談料金 報酬

当事務所は、主として小規模零細企業の[経営相談]、[経営危機相談]に対応しています。対応している形態は、大きくは[相談対応]と、[アドバイス顧問契約対応]と、[委任...

著作の無料ダウンロード

内藤明亜の以下の二冊の著作が、PDFにて無料でダウンロードしていただけます。版元のご厚意で、無料で提供できるようになりました。かなり前の著作なので、実情に...

 
このプロの紹介記事
中小零細企業の経営危機、倒産に対するサポートを行う経営危機コンサルタント、内藤明亜(ないとうめいあ)さん

倒産の危機に面した経営者の利益を守り、最適な対策をアドバイスする(1/3)

 経営危機に直面した経営者にとって、事業を継続するか、倒産を受け入れるかを判断するのは、とても困難な問題です。特に中小零細企業にとっては、身近に相談できる相手がいないこともほとんど。そんな時に力になってくれるのが、経営危機コンサルタントの内...

内藤明亜プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

自らの倒産経験を活かし、依頼人に寄りそった最適な対応が可能

事務所名 : 内藤明亜事務所
住所 : 東京都新宿区北新宿1-17-3 金元ビル202 [地図]
TEL : 03-5337-4057

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-5337-4057

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

内藤明亜(ないとうめいあ)

内藤明亜事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
アスクミーの【JIJICO】に掲載されました。

2018.5.21.、[JIJICO]に[株式会社から合同会社への“移行”、その背景や目的は?]が掲載されました。これは、専...

[ メディア掲載 ]

【改定】 もっとも安価な倒産処理

このコラムは、より判りやすくするために2017年8月7日に改定した。倒産処理(会社の破綻処理)を、少ない費用...

[ 倒産の周辺 ]

【改定】 倒産処理のセカンド・オピニオン

このコラムは、より判りやすくするために2018年4月26日に改定した。倒産処理の相談に行くには、弁護士を訪ねる...

[ 倒産の周辺 ]

【改定】 倒産-放置逃亡-時効

このコラムは、より判りやすくするために2016年12月26日に改定した。倒産は、債務を残すことだ。法的には、...

[ 倒産の周辺 ]

AERA Dots. に談話を発表しました。

いささか旧聞ではありますが、AERAの編集者から取材を受け、1/10の【AERAのWeb版】に談話が掲載されました。「...

[ メディア掲載 ]

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ