コラム

 公開日: 2016-02-23  最終更新日: 2016-04-15

狭小地が理由で売れない土地。不動産相続ではどう対処する?


狭すぎる土地は使い道がないため、売却しようとしても買い手がみつからないケースが多くあります。そんなときは、活用方法を見つけるか、処分するしかありません。駐車場や宅地として利用できない場合、処分することになるが、どんな方法がよいでしょうか。

都市と地方では扱いが異なる狭小地。地方では買い手がみつからないケースも

前コラムでは「広大地評価」について解説しました。広大地と同じく売却しにくい土地が「狭小地」です。今度は、狭すぎて買い手が見つからないのです。狭小地とは、一般的に40~50㎡の土地のことを言います。

都内のほか都市部では狭小地であっても、利用価値があると判断され、買い手がつくことはあります。しかし、地方ではそのようなケースはまれです。駐車場として利用できれば「御の字」、たいてい物置き場になっているものです。

狭小地は、相場より低評価となることが多いです。この記事では、狭小地の活用方法と処分方法についてお話しします。

住宅建設が難しい場合は、バイク置き場や自動販売機設置場所として検討する

狭小地の活用方法について。

地下を活用したり、実行容積率が150%以上適用できそうであれば、まずおすすめしたいのは、「デザイン住宅」の建築です。狭小地のデメリットを逆手に取る方法です。土地制限があるがゆえに、オリジナリティあふれる住宅を建設できます。土地の価格が安いため、住まいのプランニングやインテリアにコストがかけられるなどの理由で、デザイン住宅を好む人もあります。

とはいえ、建築工数が一般的な住宅より多くなることも考えられます。事前に建築士ほか専門家と相談したほうがよいでしょう。

バイク置き場や自転車置き場、自動販売機設置場所として活用することも場合によっては可能です。いろいろ検討してみるとよいでしょう。

狭小地でも各種税金はかかる。不動産会社・不動産コンサルタントに処分を依頼するとよい

次に処分方法をご紹介します。

狭小地は、抱えていても固定資産税や都市計画税が毎年かかるため、できることなら手放したいものです。隣地所有者に売却するのも一案です。このとき、注意したいのは「隣地所有者との売却交渉を自分でやらない」ということです。

もともと買い手が少ない土地です。普通に交渉をしても、買ってくれることを期待できません。最もポピュラーなのは、専門の不動産会社・不動産コンサルタントに売却を依頼することです。狭小地であっても、独自の販売網を持っている不動産会社・不動産コンサルタントは必ずあるものです。

少しでも不動産売買による利益を得たいという気持ちはわかりますが、「測量費や手数料などを差し引いて赤字にならなければよい」という姿勢でいることが重要です。

所有期間が長ければ長いほど税負担が膨らむのが狭小地です。
処分すると決めたら、早めに動くことが大切です。

➢ 不動産を相続する際に注意したいコツ
➢ 不動産相続で売れない『広大な土地』、相続税の評価額は最大65%カットも
➢ 不整形地の不動産を相続した場合は評価が減額される

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