コラム

 公開日: 2016-02-17  最終更新日: 2016-04-13

一物四価といわれる不動産相続の評価方法とは?


土地はよく「一物四価」と言われ、「実勢価格」「公示価格」「路線価」「固定資産税評価額」に分けられます。
このうち、不動産相続を考えるときに重要なのは「路線価」と「固定資産税評価額」です。一般的に、路線価、固定資産税評価額は実勢価格より低い金額で評価されます。
相続税の算定基礎額が小さくなるため、不動産で相続をすると現金で相続するよりもお得と言われます。
この記事では、不動産相続では欠かせない知識である不動産価格の種類について解説します。

相続税を計算するときに用いられるのは「路線価」と「固定資産税評価額」

土地は「一物四価」とよく言われます。

この四価とは、「実勢価格」「公示価格」「路線価」「固定資産税評価額」のことを指します。相続税を考えるときに大切なのは「路線価」と「固定資産税評価額」です。因みに、公示価格の80%が路線価、公示価格の70%が固定資産税評価額という関係になっています。

「路線価」と「固定資産税評価額」を説明する前に、「実勢価格」と「公示価格」についても簡単に説明を加えておきましょう。

「実勢価格」とは、実際の土地売買時の取引価格のことです。そして「公示価格」とは、国土交通省が発表する毎年1月1日時点における標準地の価格のことで、一般の土地取引に指標を与えるものとされています。

土地評価では「路線価方式」と「固定資産税評価額」が用いられる

「路線価」とは、国税庁が発表する土地価格のことです。「固定資産税評価額」とは、市区町村が発表する土地価格のことです。国、国税庁、市区町村など発表主体によって土地価格が異なっているのです。

相続税課税価格算定における土地の評価は、「路線価方式」と「倍率方式」に分類されます。

そして、一般的には「路線価方式」が用いられます。路線価方式では路線価を、倍率方式では固定資産税評価額を使って土地価格を出します。

路線価方式は、路線価に面積をかけて算出する方式です。
倍率方式は、路線価方式が適用できない土地で用いられ、固定資産税評価額に一定の倍率をかけて、土地価格を算出します。

路線価と固定資産税評価額が実勢価格よりも小さいため、不動産相続がお得

路線価、評価倍率ともに、国税庁のホームページ(http://www.rosenka.nta.go.jp/)で確認することができます。

現金で相続するよりも、不動産で相続したほうが得だと巷ではよく言われます。

それは、路線価も固定資産税評価額も、実勢価格より通常は低金額で評価されるためです。おおむね実勢価格の60~80%です。

支払う税金を算出する基礎額が小さくなるため、相続税対策になるのです。

➢ 土地相続時に価格(相続税評価額)の指標となるのは路線価が一般的
➢ 不動産相続で抑えておくべき固定資産税の出し方は公示価格から導く

どんな小さな質問でもかまいません。
不動産でお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

電話でのお問い合わせ  03-5299-9777 (平日・土曜 9:00~18:00)
メールでのお問い合わせはこちらから

この記事を書いたプロ

日本橋アセットコンサルタント [ホームページ]

不動産コンサルタント 皆藤一郎

東京都中央区日本橋1-2-10 東洋ビル6F [地図]
TEL:03-5299-9777

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
皆藤一郎 かいとういちろう

不動産相続の問題をワンストップで解決します!不動産のエキスパート(1/3)

 相続した不動産、相続する不動産でお困りのことはありませんか?この土地は実際に売れるのか、賃貸したら有効活用できるのか、手放すしか解決方法はないのか。どのような選択肢があり、何がベストなのかクライアントの立場に立って導いてくれる不動産相続ナ...

皆藤一郎プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

交渉力・調査力・オールラウンドな不動産経験で相続問題を解決

会社名 : 日本橋アセットコンサルタント
住所 : 東京都中央区日本橋1-2-10 東洋ビル6F [地図]
TEL : 03-5299-9777

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-5299-9777

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

皆藤一郎(かいとういちろう)

日本橋アセットコンサルタント

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
不動産評価を出張で査察。連携したサービスを
イメージ

不動産評価には現地確認が必須です。現地確認をしなかったばかりに、トラブルに巻き込まれるケースも多々ありま...

[ 不動産業務におけるパートナーシップ体制 ]

不動産分野に精通していないと分からない相続対応
イメージ

遺産相続にはさまざまな専門知識が必要です。現金のみを相続するケースと不動産を相続するケースでは当然対応が...

[ 不動産業務におけるパートナーシップ体制 ]

販売先をある程度絞ってから不動産価格を決めるメリット
イメージ

不動産売買にはテクニックがあります。早く売買を進め、不動産を処分するためには、一般個人だけでなく不動産会...

[ 不動産業務におけるパートナーシップ体制 ]

大手不動産仲介会社が不動産の売買に向かない理由
イメージ

不動産売買をするときに、頭を悩ますのが「どの不動産会社を選ぶか」です。大手不動産仲介会社を選べばよいだろ...

[ 不動産業務におけるパートナーシップ体制 ]

代位弁済の組戻しと手続について
イメージ

住宅ローンを滞納し、保証会社から代位弁済が行われると債権は保証会社に移ります。この代位弁済があってから6...

[ 任意売却の基本 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ