コラム

 公開日: 2011-03-22 

【天災時の労務管理】どこで区切るのが公平か


先週より「天災時の労務管理」として、今回の震災に関する労務管理上の取り扱いについてお伝えしてきました。

お伝えしている中でご相談・ご質問が多かったのが、「具体的にどこまで適用すればいいのか」「どこまでやれば会社側の責任となるのか・ならないのか」「他社ではどのように対応しているのか」に関することでした。

行政からの通達を確認しても、最終的には個別事情や判断によるとされています。

法律の解釈となる以上、最終的には個別事情や判断になるのは理解できますが、企業側からすれば、確かにどこまで対応すればいいのか分からないというのは当然の事です。

特に計画停電時の扱いは、計画停電が直接の原因となるのかならないのか、この場合の労働時間をどうするのか、遠くから通勤している人と会社の近くに住んでいる人の扱いなど、多くの方が悩まれていました。

では「どこで区切るのが公平な扱いになるのか」

どこでどう区切ったとしても100%公平にする事はできないでしょう。

今回のケースでは、時間経過と共に対象条件や範囲を検討していくのが、妥当なように思えました。

例えば、16日までは計画停電による遅延は遅刻扱いとせず時間管理上も不利にしない、16日までは一定時間までの遅延は遅刻扱いとしない、18日までは~、25日までは~、今月いっぱいは~など。

時間が経過するごとに企業活動や生活への影響が変化しており、しばらくは変化に対応した取り扱いが求められると考えられます。


マイベストプロ東京 IT業界を元気にするSE出身社労士
なりさわ社会保険労務士事務所の取材記事はこちら!
http://pro.mbp-tokyo.com/nari-sr/

この記事を書いたプロ

社会保険労務士法人スマイング [ホームページ]

社会保険労務士 成澤紀美

東京都渋谷区幡ヶ谷2-14-9 ヤナギヤビル4F [地図]
TEL:03-6300-0485

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
なりさわ社会保険労務士事務所 成澤紀美さん

元システムエンジニアならではの視点で、IT業界の人事労務の問題を解決します(1/3)

 新宿から京王新線で2つめの幡ヶ谷駅から徒歩1分。代表の成澤紀美さんを中心に、ほとんどが女性スタッフで構成される「社会保険労務士法人スマイング」は、とくにIT業界に特化して、人事労務のさまざまな問題に取り組んでいます。実は成澤さん自身が、も...

成澤紀美プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

IT業界の人事・労務トラブル解決、就業規則に強み

事務所名 : 社会保険労務士法人スマイング
住所 : 東京都渋谷区幡ヶ谷2-14-9 ヤナギヤビル4F [地図]
TEL : 03-6300-0485

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6300-0485

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

成澤紀美(なりさわきみ)

社会保険労務士法人スマイング

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
プロのおすすめコラム
社労士業務の専任担当者、給与計算実務経験者を募集中です

現在、業務拡大に伴い、社会保険労務士業務である各手続専任担当者と、給与計算業務担当者を募集しています。!...

働きたい会社作りと自律型社員の育成
イメージ

住宅・不動産情報サイトを企画運営するLIFULL社は、「日本一働きたい会社プロジェクト」を2008年から始動し、2017...

[ 人事・労務 ]

働き方改革に関する意識調査結果
イメージ

データ調査会社インテージリサーチ社による全国の20~69歳の男女を対象にした「働き方に関するアンケート」によれ...

[ 人事・労務 ]

職場での余裕のなさが悪化
イメージ

リクルートワークス研究所の「全国就業実態パネル調査」により、2016年の働き方は「仕事量や負荷が適切である」か...

[ 人事・労務 ]

女性の活躍推進は、会社全体の利益になる
イメージ

経営コンサルティング会社であるボストンコンサルティンググループ(BCG)による、キャリアの分かれ目となる30-40代...

[ 人事・労務 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ