コラム

 公開日: 2010-11-25 

大阪府、完全失業率5.7% 7~9月独自調査、非正規労働45%


日本経済新聞
独自に完全失業率の調査を始めていた大阪府は24日、第1回の調査結果(速報)をまとめ、府内の7~9月の完全失業率が5.7%だったと発表した。
失業者に占める世帯主の割合は47%弱、就業者に占める非正規労働者の割合は45%弱であることも判明。
府では今後、結果を分析した上で雇用施策につなげる考え。

橋下徹大阪府知事は同日の会見で「総務省の調査は大阪府の状況を必ずしも正確に反映していない。実態を把握して対策を打ちたい」と語った。

異なる調査で単純比較はできないが、総務省発表の7~9月の全国の完全失業率は5.1%で、大阪府の雇用情勢が厳しいことがうかがえる。

府内の7~9月の完全失業率を年齢層別にみると15~24歳が6.9%、25~34歳が6.1%と若者ほど高い。男性は6.1%、女性は5.1%。

このほかに総務省が都道府県別の調査結果を公表していない指標も府独自の調査として発表した。
府内の失業者のうち世帯主が占める割合は46.7%。
ただし職を探し求める求職期間が1年以上に及ぶ失業者は35.8%だった。

就業者に占める非正規労働者の割合は44.5%。
このうちパートタイマーが18.6%、アルバイトが11.6%だった。

府は同時に進めた企業向けや求職者向けの調査結果と合わせて分析し、12月20日に関係機関と開催予定の大阪雇用対策会議で対策を協議する。

今回の調査は大阪版労働力調査と題し、7000人を対象に実施した。
府内での調査対象数が府より少ないとみられる総務省も30日、7~9月の大阪府内の完全失業率を発表する予定だ。
(以上、記事より)


大阪は景況感も良くなく失業率も高いとされていましたが、独自の調査でも同様の傾向がみられるようです。

このような都道府県が独自に調査を実施し、これを今後の雇用施策につなげるという動きは、国全体の施策とは異なり、各地の特徴や傾向に沿ったものとして有効に働く可能性が高まります。

雇用のミスマッチが今の失業率や失業期間の長期化につながっているとされている中、求人側の調査結果とも合わせての分析結果と対策がどのようなものとなるのか期待したいところです。

この記事を書いたプロ

社会保険労務士法人スマイング [ホームページ]

社会保険労務士 成澤紀美

東京都渋谷区幡ヶ谷2-14-9 ヤナギヤビル4F [地図]
TEL:03-6300-0485

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
なりさわ社会保険労務士事務所 成澤紀美さん

元システムエンジニアならではの視点で、IT業界の人事労務の問題を解決します(1/3)

 新宿から京王新線で2つめの幡ヶ谷駅から徒歩1分。代表の成澤紀美さんを中心に、ほとんどが女性スタッフで構成される「社会保険労務士法人スマイング」は、とくにIT業界に特化して、人事労務のさまざまな問題に取り組んでいます。実は成澤さん自身が、も...

成澤紀美プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

IT業界の人事・労務トラブル解決、就業規則に強み

事務所名 : 社会保険労務士法人スマイング
住所 : 東京都渋谷区幡ヶ谷2-14-9 ヤナギヤビル4F [地図]
TEL : 03-6300-0485

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6300-0485

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

成澤紀美(なりさわきみ)

社会保険労務士法人スマイング

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
プロのおすすめコラム
社労士業務の専任担当者、給与計算実務経験者を募集中です

現在、業務拡大に伴い、社会保険労務士業務である各手続専任担当者と、給与計算業務担当者を募集しています。!...

不祥事を抑制する、会社の「価値観」の共有
イメージ

大企業を始めたとした企業の不祥事のニュースが絶える事がありません。なぜ、不祥事は繰り返されるのでしょうか...

[ 人事・労務 ]

働き方は量より質へ
イメージ

長時間労働、過重労働が問題になる中、在宅勤務を活用し、場所に捉われない働き方=モバイルワークを、企業が積極...

[ 人事・労務 ]

大学の就職内定率は、過去2番目の高水準
イメージ

文部科学、厚生労働両省の調査によると、来春卒業予定の大学生の10月1日時点の就職内定率は、前年同期比4.7ポイン...

[ 人事・労務 ]

「何のために働くか」という調査結果、「生活のため」が大半
イメージ

「何のために働くか」の調査によると、「今の仕事が好きか嫌いか」では、好き24%、嫌い27%、好きや嫌いという感...

[ 人事・労務 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ