地震から子供の命を守る家づくりを提案する一級建築士
プロTOP:酒井建一プロのご紹介
「天災だから」とあきらめず、そこで手腕を発揮するのが建築士(1/3)

阪神淡路大震災で芽生えた「子供の命を守る家」への思い
「地震から子供たちの命を守りたい。今、私が考えているのはそれだけです。そればかりを考えているのです」
熱い口調でそう語るのは、南会工務店の代表、酒井建一さん。もともと「50年以上もつ家、家族の温かい笑顔が見える家をつくる」を信条としてきたとあって、手がける家の住みやすさ、堅強さには定評がありました。天災などの災害時にはお客様すべての家を確認できるようにと、自転車で行ける距離までの間でしか注文を受け付けてこなかったことからも、仕事に対する誠実さや熱意が伝わってきます。
それが今、ただ「丈夫で暮らしやすい」だけでなく、子供の命を守ることに特化した家づくりという次の段階へと進んだのは、酒井さんが長年心の中で温めていた思いを実現させた結果です。
「阪神淡路大震災の前の年に長男が生まれたのですが、妻の友人も同じ時期に神戸で出産しました。幸い友人家族は無事でしたが、乳飲み子を抱えて思うように逃げることができなかった恐怖を聞き、子供の命を守る家について考えるようになりました」
阪神淡路大震災では、亡くなった方の80%以上が建物の崩壊や家具の転倒によるものでした。
「逆に言えば、建物さえ崩壊しなかったらもっと多くの命が救われたということですよね。災害時に真っ先に犠牲になるのはお年寄りや子供です。つまり、子供の命を守れる家ならば、それは家族全員の命を守ることができる家になるのです」
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