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阪神大震災をきっかけに大きく意識が変わった
「関西にある実家が、阪神大震災により被災。そのとき、住まいから一人でも多くの命を守りたいという思いを持ちました」
こう語るのは、東京・四谷で中古住宅のリフォームなどを手がける未来空間株式会社の代表取締役、田村馨さんです。
地形・地盤などの土地条件調査の図を前に田村さんは「住まいには平穏が必要ですが、たとえ建物が無事(安全)であっても、心が求める平穏(安心)とは限りません」と語ります。
阪神大震災の頃、それまでの業界は大規模建築や公共施設などの安全性が優先され、一般の木造住宅は置き去りにされがちでした。しかし、人が住んでいる建物も一刻も早く何とかしなければならないと痛感。そうした思いから、それまで携わっていた商業施設の仕事から思い切って住宅リフォーム会社に転職し、住宅建築を現場から学んで経験を積み、2002年に独立して設計事務所を設立しました。
「なんでも試してみよう、やってみよう」という精神で、さまざまな住宅リフォーム案件に携わりながら、国土交通大臣指定の第三者機関で、建物の性能評価や検査などを行うインスペクション業務も併せて担当。 土地に始まり住宅リフォーム・リノベーション、そしてインテリアまで幅広く手がけるようになりました。
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