コラム

 公開日: 2016-07-28 

卒婚を考えている50代妻、夫の定年退職とその先の故郷での同居

50代妻、夫の定年退職とその先の故郷での同居。
先が見えない不安より先が見えてしまった事の失望感。

熟年夫婦の課題があります。
若い世代、20代30代夫婦は、
先のことが見えず必死で生活しているのが現状で、将来が不安で、と言われます。
反対に熟年夫婦は、子育ても完了して、夫の定年退職が近づいたり辺りから、
おおかた、先が見えて来ます。家も資産も老後の資金も。

何か特別なアクションを起こさない限り、暮らし方、
行動の範囲、経済的状況などは、
あまり変わらないと思うのが普通です。

このままこの人と静かに歳を重ねて行ければそれだけで幸せだ。
と思える人はどのくらいいるのでしょうか。
現在の状況にほぼ満足している、安定を感じていて、
変えたいとは思わないということは、幸せなことです。
ですが、そのような人ばかりではありません。

夫婦での意見が一致している場合がいいのですが、意見が異なって当たり前だと思います。
勤める場所も、勤め方の違う夫婦、しかし時間帯も違い、一方は不規則な働き方の
場合など、退職後の意見は別れるのも当然と言えるでしょう。

今までの生活を窮屈だと感じているひとは、もっと自由に暮らしたいと思うでしょう。
会社勤めで仕事ばかりだった人は、家でのんびり過ごしたい、
毎日思う存分ゆっくりしたいと思うでしょう。
満員電車の通勤を何十年も続けてきた方は、
地方でのスローライフに憧れるかもしれません。

夫婦はもともと、ふたりで一組という考えが基本で、
足並みを揃え、どちらかが相手に合わすのが普通だと考えられてきました。
自治会等の行事や子供の大きな行事も夫婦ペアで参加が当たり前のように行われてきました。
ところが離婚率も上がり、夫婦での絶対参加と言う堅苦しいものや考え方は少しずつ敬遠され、
失われつつあります。

もともとが一人ひとりの人間。しかも元をたどれば他人だった者同士です。
相手に合わせ続けるのは窮屈だと感じて当然なことです。
現代社会が一人ひとり、個人を尊重し、個性を生かす時代になってきました。
女性たちは自らの意見を自由に言える時代になったのです。

これまでは家族という形を子供という存在がまとめてくれていました。
その存在が巣立った後は、無理に既存の型にはめて、
そのまま継続していく必要がない、と感じる人は少数ながら
新しい形を模索しているようです。

50代辺りから、これまでは口にしていなかった故郷の両親のことを、
定年退職が近づくに従い、急に同居を提案して来たり、
故郷への移住を希望するパートナーもいます。
女性からすれば慣れ親しんだ場所を離れるのはとても勇気のいることです。
と同時に築き上げてきた人間関係やご近所との
関わりかたを、また一から行うと言うことは大変な労力だと感じる方はとても多いようです。

そのことをきっかけに夫婦関係を改めて考え直すという事は増えています。
ですがいきなり離婚ということとなると、様々な問題があります。
子供たちとの関係をそんなに簡単には選択出来ません。
ましてや、パートナーの事を嫌いになったわけではありません。

そのような場合には卒婚のように、お互いの意見を尊重して、
離れて生活するスタイルは、状況に応じて変化させることができます。
親も高齢になれば、暮らし方やサポートの方法も
一定のままではありません。
場合によっては年齢を重ねるに従い親の住むところも
施設や病院へと変えていかなければならない場合もあります。

自分自身が納得がいかないまま、パートナーの意見に従い故郷へ移り住む事が、
最終的に良い結果を生むのかどうかは分かりません。
思ったよりも楽しい生活が待っているかもしれませんし、反対に後悔の毎日かもしれません。
こればかりは経験してみないとわからないものです。
実際に都会生活より満足している方もたくさんおられます。

でも、そのことを考えると嫌で、未来が真っ暗だ、と思うのなら、
週末だけどちらかが通ったり、
また家族関係を保ったまま、別々に暮らしたり
しながら生活を変化させるのもひとつの手でしょう。

夫婦関係は知らず知らずのうちに、または意図的に、
相手のために払った代償の見返りを今後の関係性や将来へ求める事もあります。
中には無理に自分の意見を抑える事を美徳とし、周りへアピールして、
相手に恩を着せるような態度をとってしまうこともあります。

状況が全て自分の自由ではないですし、自分次第で変わらない事もあります。
とは言え、自分のとる行動が将来的に有益なものであることを、
考えて行動したいものです。

いずれにせよ、最終的に健康を損なうような決断は避けて行きたいですね。

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