コラム

 公開日: 2016-07-10 

50代からの卒婚は優先順位のチェンジ

50代からの卒婚は優先順位のチェンジ?

50歳前後でほぼ多くの人たちが子育ての終わりも見えてくる頃です。
そうなるとこれまでの自分の生活における優先順位が変わってくるのは当然です。
子供が中心だったものが、
これからが夫になるか、仕事になるか、または親になるか?
卒婚はそんな世代にとってあくまでアイディアのひとつ。

熟年離婚か、別居か卒婚か?
と無理に決めてしまず、自分にとって何が一番大切で、一日の生活をどうしたいか?というところから考えてみるのも良いでしょう。卒婚したら夫の身の回りの事は世話しない!
と区切ってしまうよりは、無理のない程度に、そして思いやりを持って始めたいもの。

あくまで子供たちが巣立った後の生活を一新し、これからの未来に向けて、不要な事は改めて、
人生後半に向けての必要なことと優先順位の洗い直し、
いわば棚卸しのような気持ちで、夫婦での生活を始めることが理想的でしょう。

暮らし方を改めて考えてみると、
不必要なものは増やさなくなったり無駄なものは片付けたりと、大掃除の機会も度々増えてきます。
片付けているとたくさんの無駄を見つけ、
そしてこれらの事を管理することに時間や労力を費やしてきたことも発見できます。
高齢になってからの家の片付けが問題になっていますが、子供が巣立ち、これから新しい生活を始めるときに片付けるというのは、良いきっかけになります。

そのような作業を通し、夫婦でこれからのことを話すチャンスも訪れるかもしれません。
その時は思い切って正直な気持ちを伝えることが大切でしょう。
全くその気がないと思っていた夫が、定年退職後は田舎へ戻って自由になりたいとか、
海外へボランティアの活動に行きたいとか、
びっくりするような答えが返ってくる場合もあります。

定年退職後は退職金はどうするか?
年金の話、親が亡くなった時や、お墓の世話なども片付けの時に話すのは、
とても良いタイミングといえます。
卒婚など夫婦にとってこれからのことを決めるのに暗黙の了解などで終わることはありません。
何度となく提案したり話し合いを持つことが必要かもしれません。

60代で卒婚をした女性、近くへ別々に住み始めましたが、暇を見つけては掃除洗濯、
買い物のストックに通い、おかずを作って冷凍室に詰め、ご飯を炊いては冷凍ご飯にと、
世話をやかれました。二重生活をしているようで逆に疲れた。
夫は着の身着のままで楽しんでいるが、自分はまさに家政婦のようでした。
結局卒婚は1年足らずで終了されました。

このように家事をするために通っておられる方は珍しくありません。
ただこの辺は夫婦での取り決めもあったり、性格にも寄りますので何とも言えません。
卒婚を始める時、全部家事は通うからと口説かれたのかもしれません。
継続するなら、なるべくご自分の負担にならないよう、
そして少しずつ妻離れしてもらえるような努力も必要かもしれません。

反対に、
将来的にまた一緒に住むかもしれないという、持ち家がある場合のご夫婦の例ですが、
家のメンテナンス等に週に1~2度は行き掃除が欠かせないと言う人がいます。
夫に任せておくとカビが生えてしまうし、不衛生になるのが気がかりで仕方が無い。
また家の周りが雑草が生えているとご近所の目もあるので、草取りに行きます。
夫は掃除に関してはあまり得意ではないし、うるさく言うと難しいのでそのままにしています。
ですが週に1~2度だけで後の日は自分の自由なのでいい生活です。やはり家は大切なので、とおっしゃっていました。

このように気軽に通える範囲での卒婚の場合は、
行ったり来たりしながら、時々、世話もできて、
お互いの健康状態も観察できるので、熟年夫婦には良い事と言えるでしょう。

それとは逆にすぐ行けるところだと気になって仕方がないから、少し離れた場所を希望する人もいます。
すぐに呼び付けられそうで困るから、
近いと気になって仕方がない、
近所だと世間の目が気になる。
このような意見の方もいらっしゃいます。

始める時に、卒婚を意識せず、別世帯を持たれている方のほとんどは上記とは異なり、
かなり遠方にお住まいの方が多いようです。
お仕事で急に地方へ行くことになったパートナーと、同行できない。
そのような理由から自然に卒婚スタイルをセレクトされている方が多いようです。

また結婚生活は都心でしたが、
定年退職を機会に旦那さんの故郷へ夫だけが帰り、
畑作りなどを楽しみ田舎暮らしを満喫している方。
それとは逆で、妻がご自分の実家で暮らし始めたと言うパターンもにあるようです。

自分たちの親にある日突然に何かがあり、
その時に夫婦揃って移転することが難しい場合はこのような案もあると知っておくと安心できます。
当事者たちはこれを卒婚と意識してませんし、また事態が変われば、住む所も変わるかもしれない、
などとても柔軟に考えておられるようです。
これらはやはり新しい夫婦のかたち、新しい夫婦観だと思います。

別々に暮らすとなるとすぐに離婚か?と世間体があるものの、あまり他人の声に惑わされていると判断を誤りますのでここは夫婦にとってベストの形を考えるのがいいと思います。

そして以上のことからも分かるようにやっているうちに状況や方向が、変わってくるので、
1から10まできっちり決めておかなくても、
暮らしているうちに改良していけば良いことがわかります。
ガチガチにルールを決めておくと、かえってお互いの負担になりますので、
その辺は柔軟に。

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