コラム

 公開日: 2016-07-08  最終更新日: 2016-07-09

40代50代卒婚の役目とルール?

40代、50代、卒婚の役目とルール?

卒婚に対して私は少し違う意見を持っています。
現在、世間では卒婚は妻たちのわがままから来ているもの。
実際にできる人は限られている。
そして卒婚にはルールが必要だ!このような意見も多いようです。
そしてこの意見は卒婚経験者と言えばそうとは限りません。

実際卒婚をしているほとんどの男女は、スタート時にルールを決めているかどうかは
それぞれ。
そうした意見と同様、卒婚に関しては男性側から
妻たちへの厳しいお言葉も多いようです。
芸能人の真似をして!
誰が今まで食べさせてやったのか?
その先どうやって生活していくのか考えたことあるのか?とか、

全く理解不可能だ!
言っていることの意味がわからない。
なんで別に所帯を持つことに何の意味があるの?
ただ単に嫁の役目を放棄しているだけではないか?
それで妻の権利は渡さないと言うと虫がよすぎるのではないか!
自分が死んでから財産だけは懐に入れようと言う魂胆か?

など様々な憶測が飛び交っています。
世間では妻はおとなしく生涯、家を守り家族の生活を支え、世話をするもの。
これまで第一線で働いてきた夫の
定年退職後は優しく労をねぎらうことが当たり前。

これらのことは口には出さないもののほぼほとんどの男性たちが願っている。
そこから来ているのでしょうか?
日本では男性は妻を養ってあげている。その考え方が基本にあるようですが、
ここではそれについて詳しくは述べません。
ご家庭によって夫婦それぞれの経済力などひとくくりにできるものではありません。

いずれにせよ、
これらの相違は卒婚に対する理解があまりにも不十分。置いていかれた夫が不憫で情けない?
妻が逃げ出したと言う事になるのでは?
などと言うお粗末極まりない認識。
そして卒婚を最終のゴールと考えている、という点にあります。

でもご安心下さい!
実際に継続している夫婦で、男性の意見は上記のものとは異なります。
「食べさせて来たのだから世話をしてくれ!」などとは言わないでしょう。
卒婚はあくまで過程の一部。
その時の生活に一番マッチしたものを考え
アイデアを絞り出した末の選択と捉えた方が良いのではないでしょうか?

実際に卒婚をしている男女は
何度となく生活を改め直しています。
働き方が変わったとき、目標が変わったとき、
家族の状態が変わったとき、その都度。
そして多くの人がこの様にいいます。

先のことはわからない。
そうなのです。人間、この先、何がどうあるかわからないのです。
そして卒婚を楽しみ、上手く継続している人たちは
この先も変わる努力をいとわない人たちなのです。
はっきりって変わることへの楽しさも感じているように思います。

安定志向で今の生活のまま暮らしていたい。
この先のことが心配で動くことは考えていない。
数年先のことも明確にしておかないと気が済まない。
まして無意味なことや無駄な事には一切興味がない。
そう考える人にとっては受け入れがたいことです。
このような方たちが生活を何度となく変えていく事は不向きと言えるでしょう。
莫大なストレスになります。

そして理解不可能なのは当然のことです。
どれが正しいどれが間違っているというものではありません。当事者同士がよければいいのです。
そして誰の了解を得る必要もありません。
子供たちには理解を求めることも必要ですが、他人や
世間体を気にしていけばキリがないのです。

人は新しいことをするとき、必ず反論する人がいます。
それはごく、親しい身内だったり親友だったりすることもあるでしょう。
もちろん自分の親の場合もあります。ですが、自分たち夫婦の事は他の誰にも理解できません。
新しく進む道を自分たちらしく作り出せば良いのではないでしょうか。

卒婚の目的はみんなの了解を得て他人に認めてもらうことでもなければ、羨ましがられることでもありません。
窮屈な結婚生活で自分たちの仕事や夢、将来の選択肢が狭められた時、
こんな夫婦関係でもいいじゃないか?と、
そこから新しい夫婦のかたち、「卒婚」へ進んでいくのだと思います。

そして私たちがやらなければいけない事は、
次の世代に背負わせたくない古いしきたりや
必要以上な依存関係を改めて、自分たちの代で終わらせる事です。
卒婚の役目は次の世代への
「自由」というヒントを親としてプレゼントすることです。

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