コラム

 公開日: 2016-07-07  最終更新日: 2017-05-24

女性にとって50歳は人生の転機?

卒婚という言葉は
2004年に別居や事実婚などの世間でいう風変わりなご夫婦たちを取材し、『卒婚のススメ』(静山社文庫)を執筆した杉山由美子さんが、新しい夫婦のかたちを「卒業」と表現された事からきています。
杉山さんの著書には以下のように書かれています。
子育て期が終わったシニア層などが、人生の後半戦を考え、結婚生活を続けながらも自分のやりたいことをしようという考え方なのです。必ずしも結婚、同居にこだわることなく、夫婦のきずなを保ちながらも別々に暮らすこともあります」(杉山さん)

この『卒婚のススメ』と言う本の文頭は
このまま結婚生活を続けたいと思っているのか、そうでないのか?
そう思ったことのない中年期の女性は果たしているのだろうか?
多くの女性はそう自分に問いかけながらその思いを封じ込め日々をやり過ごしていく。
だが中には勇気を持ってその問いを行動に移す人もいる。と言う文で始められています。

取材には別居結婚からスタートしたご夫婦、
別居結婚から家族が1つのチームになったご夫婦。
妻が世帯主で夫自由業と言う夫婦。
その他いろいろな形の夫婦を紹介されています。
卒婚以外でも新しい夫婦のかたちにご興味のある方にはお勧めの一冊です。

長生きが当たり前になった時代。それはもちろん素晴らしいこと。
その反面中年以降の結婚の時間はとても長くなってしまった。
子供たちが育ち上がった後も夫婦の時間はたっぷりとある。
再び訪れた自由な時間。心広がる。でもそんなふうに生き生きと過ごすことができるのか。
と続いています。以上『卒婚のススメ』より抜粋。

確かに自分の後半の人生を「夫の世話」「実父母・義父母の世話」に明け暮れて終える女性も少なくないと言います。事実、私たち50代の女性は自分の母親が夫の世話や親の介護に
明け暮れた毎日を目の当たりにしてきました。
そして今私たちがその年代にさしかかろうとしている、結婚生活について考えないはずがありません。
20年近くもの間一日の多くを子育てや家事に費やしていたものが、変わるところに来ているのだから。

今まで私は何をしていたんだろう?
この先私はどんな夢を追いかけて生きていけばいいのだろう?
そんな風に思った事は誰しも心当たりがあるはずでしょう。子育てを終えた多くの母親たちが虚しさを覚えるのもこの時期です。

もっと違う人生があったのではないか?
これからはもっと違う生き方ができるのではないか?
このまま死んで後悔は無いのか?
そんな自問自答を繰り返しながら生きているのがこの世代でしょう。

ですが体は若い頃のように無理が利かず、はっきり言って疲れきっていると言う方が正しい表現です。
たまに会う同級生たちがとても生き生きしているように見えたり、
キャリアを重ねた友人が活躍している姿を見るとますます落ち込んでしまうと言う状態です。

50代とは人生の折り返し地点と言えるでしょう。
改めて自分自身を見つめ直し、どんな風に生き、どんな歳の重ね方がしたいのか?
時間をかけて考えてみるのも良いことでしょう。

50代女性たちは
これからの後半は自分のために時間をかけたい。
今までできなかった趣味に没頭してみたい。
友人とも気軽に出かけたい。
やってみたかった仕事や資格にチャレンジしてみたい。
そんな気持ちから、
パートナーとの関係を考え直したり、
離婚や卒婚について共感を覚えるようです。

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