コラム

 公開日: 2015-08-18 

マンションか戸建か?「ライフスタイル」「不動産的価値」の違い

マンション向き、戸建向きライフスタイルの違い

初めて住宅の取得を考えるとき、マンションか戸建のどちらが良いか、多くの方が悩まれると思います。同じ住宅でも特性が異なり、取得される方の価値観、ライフプラン、家族構成などで選択が分かれてくるでしょう。

マンションは、フルタイム共働きなので駅近物件、転勤が多いため賃貸にしやすい物件、車を運転しないのでお店・病院が徒歩圏の物件など、立地の利便性を最重視される方に向いていると思います。

一方、戸建は、子育て環境重視、自動車を複数所有、ガーデニング・ペット飼育などの趣味や住まいに対するこだわりを重視される方に向くと思われます。これらはマンションでも叶いますが、条件を多く付けると希望エリアでの物件が限られてしまいます。

マンションと戸建の不動産的価値の違い


「不動産としての住宅」という点で、マンションと戸建の決定的な違いは所有形態にあります。

マンションの所有者は区分所有法で規定された管理組合の一員になり、共用部(マンションの躯体、廊下、バルコニー、エレベーターなどの設備)を手続きに則り、維持管理をしていきます。専用部分を単独所有か身内で共有しても、敷地や共用部は他人である組合員との共有物です。そのため、マンションは管理組合の議決で物事が決まります。所有している専有部分の売却は可能ですが、一所有者だけの裁量で敷地、共用部の維持管理や売却はできません。それに比べ戸建は一般的に、土地・建物を単独所有か身内での共有が多く、自分の裁量で維持管理や売却ができる場合が多くなります。

将来の資産的価値や住まいの身の振り方という視点から、マンション・戸建の特性の理解は必要ではないでしょうか。短期間での買換えはコスト的にもお勧めできませんが、ライフプラン上の条件が変わってきたところで、住替えも視野に入れる必要があるかもしれません。

初めて住宅を取得される年代は30代後半から40歳前後の方が多く、お子さんの幼稚園・小学校入学を機にしていると思われます(30歳代約55%、40歳代約25%、取得平均年齢は約38歳)。*2
しかし、いつまでも子育てが続くものではありません。将来の住替えのコスト、住まいの活用も意識して、取得したいものです。

*1統計データ「住宅・土地統計調査 全国建て方別住宅割合(総務省)」データより
*2「平成25年度住宅市場動向調査(国土交通省)」データより

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