コラム

 公開日: 2013-03-30  最終更新日: 2013-04-11

国語力向上の決め手は、表裏一体の「読解力」と「表現力」とをあわせて伸ばすことです!

 この3月は、「心」からのアプローチによる読解力向上と、文章を書くこと=表現力について、お話ししてまいりました。読解力と表現力、この二つは、それぞれ別個のものではなく、表裏一体、車輪の両輪のようなものです。

 他者の書いた文章をきちんと読むことができなければ、書く内容は独りよがりになりますし、文章力も向上しません。一方、読むだけで書くことができないと、読んで受けとったところから思考を深めることができません。

 従って、読むことと書くことの両方を経験し、磨くことが、国語力向上の決め手になります。

 言問学舎の「音読と読解」の授業では、教師がまず文章を音読し、つづいて子どもたちが交代で同じ部分を音読します。1回、もしくは2回の授業で感想文まで書き上げられるよう、15分程度で音読を終えられる教材を、用意してあります。

 そして作品別または基本形の、オリジナル版「読解シート」に沿って、感じたことをまとめて行きます。シートの内容は、こんな感じです。

≪言問学舎オリジナル/小田原漂情著『藤袴胸に刻むの記』(原典・古本説話集)より≫

①真福田丸は、なぜ一人で芹を摘みに行きたかったのだと思いますか?

②芹摘みの時、どうして真福田丸は疲れもせず、奥の池まで行ったのでしょう。

③姫様に初めて会った時の真福田丸の気持ちはどんな気持ちだと思うか、あなたの考えを
 書いて下さい。

④姫様はどういうつもりで、真福田丸にいろいろなことをさせたのだと思いますか(字を
 習うこと、学問、お経・・・)。

⑤修行からお屋敷へ戻って、姫様の死を知った時の真福田丸の気持ちはどんなだったか、
 あなたの考えを書いて下さい。

⑥「智光上人のおとむらい」の時、「幼い真福田丸が夢見心地で天にのぼって行く姿が見え
 た」ことを、どう思いますか。
                                      引用以上

 この「問いかけ」には、「正解」はありません。みんな、自分の思ったこと、感じたことを書けばいいのです。

 「国語ぎらい」の子どもが増える理由の一つに、「自分はこうだと思ったのに、☓だった」というものがあります。入試問題ならば○×は止むを得ませんが、読解力を育てる普段の国語の授業まで○×式では、国語を敬遠する子どもが増えて当然です。

 「音読と読解」の授業では、原則として子どもの感じたことをすべて認めます(一部、正誤のはっきりしているものでは、正しい方向に導くこともあります)。まずは子どもが感じたことを認め、表現させ、ある程度の方向性ができたところで、直すべきところは直すという、手間ひまかけた指導を実践しているのです。

 そして最終的には、400字~600字程度の短い感想文を書くことが、授業の仕上げです。ここで子どもたち自身の思考が深められ、読んだ内容が咀嚼される一方、次に自分の表現したい内容を整理して行くことになりますから、国語力を向上させる大半の作業を、流れの中で体得することができます。

 この授業をきちんと受けた子どもたちは、例外なく読んで書くことが好きになりますし、結果的には国語の試験の点数や偏差値等も、上がって行きます。もちろん試験問題の解き方のテクニックや文法などは、はっきり時間を分けて、指導します。ただ国語力向上のために比重が大きいのは、この「音読と読解」の授業なのです。
 
 4月6日までの春期講習中を含め、随時体験授業(無料)を受けていただくことができます。また、「音読と読解の講座」に関しては、通信添削講座も開講します。いずれも詳細については、メール・電話にてお問い合わせ下さい(通信添削講座の詳細は、近日中に本サイト上にも掲載致します)。

★「読解シート」を引用した『藤袴胸に刻むの記』本文は、こちらよりご覧下さい。
 http://blog2.kotogaku.co.jp/ 言問学舎ホームページ 音読と読解の教材

◇電話番号は以下の通りです。 
 03‐5805‐7817 「マイベストプロを見た」とお伝え下さい。 
 メールは「メールで問い合わせる」
    「フォームから問い合わせる」よりお願いします。

国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
[[文京区の総合学習塾・言問学舎http://www.kotogaku.co.jp/]]

2017年、新しい入試制度、学習環境を見すえての勉強は言問学舎でこそ!

この記事を書いたプロ

有限会社 言問学舎 [ホームページ]

塾講師 小田原漂情

東京都文京区西片2-21-12 B1F [地図]
TEL:03-5805-7817

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

一年間ていねいに指導していただき、無事合格できました。最後の2ヶ月は毎日徹底的に見ていただいたので、その効果があったようです。ありがとうございました。

合格実績

 <大学入試> 学習院大学法学部法律学科 中央大学法学部法律学科 東京経済大学経済学部経済学科 明治大学法学部法律学科 立教大学法学部法律学科...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師 小田原漂情さん

子どもに国語力をつければ、将来の選択肢が広がります(1/3)

 東京・文京区。地下鉄・南北線「東大前」で下車。東京大学農学部の正門から徒歩1分という学習環境には最高の場所にあるのが緑色のあざやかな看板が目印の総合学習塾、言問学舎(ことといがくしゃ)です。 文京区内や南北線沿線など、地域に住む幼稚園生...

小田原漂情プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

文学から評論、古文漢文まで、全領域で「本物の国語」を教えます

会社名 : 有限会社 言問学舎
住所 : 東京都文京区西片2-21-12 B1F [地図]
TEL : 03-5805-7817

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-5805-7817

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

小田原漂情(おだわらひょうじょう)

有限会社 言問学舎

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

もしまたお世話になることがあったら・・・

おだわら先生!! おだわら先生にはすごくお世話になりまし...

K・S
  • 20代/女性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
都立高校入試の国語の解き方体験講座(第1回)を開催します!

 10月も半ばを過ぎ、東京都立高校の一般入試まではあと127日(本日を含めません)、4ヶ月と少々になってい...

[ 国語 ]

10月16日 鈴懸の径、森の小径のこと

 本日、10月16日に関するコラムとして、言問学舎塾長ブログ「言問ねこ塾長日記」の文章を、常体のまま掲載さ...

[ 小田原漂情 ]

「合格実績」について

 今年、言問学舎ホームページは、開設から7年となりました。そこでトップページを中心に、教育理念・指導方針等...

[ 総合学習塾・言問学舎 ]

小学1年生がものがたり(のつづき)400字を書きました!

 現在言問学舎では、「国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力」という教材の刊行を計画しています。す...

[ 国語 ]

受験のための小論文・作文も、真の国語力のための作文・記述も、根は一つです!

 9月も残すところ数日となり、言問学舎最寄りの文京六中では、今週の木曜・金曜に中間テストが行なわれます。中...

[ 国語 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ