コラム

 公開日: 2016-02-12 

【子どもの自信とやる気をひきだす】①当たり前に出来ていることを承認する方法

前回のコラムで、自信のないお子さんの、自信とやる気をひきだす方法を書かせて頂きました。

自信のない子の、自信とやる気を育てるために、家族や周りの大人が出来る事があります。

今回は(1)当たり前に出来ていることを、とにかく承認する(ほめる)

について、解説したいと思います。

子どもは褒められないと自信を失う


普段、親は、何気なく子どもを褒めていると思います。

褒めるとうのは、「すごいね」「いい子だね」というように、何か出来た時にだけ、その評価として認める言葉がけです。

褒めて伸ばす、なんて言葉もありますね。

もちろん、褒められると子どもはとても嬉しいので、さらに頑張る力が湧いてくるかもしれません。

けれども褒めるということは、「何か出来たとき」「いい結果を出せた時」しか使えません。

すると、結果をうまく出せない子どもは、それだけ褒めてもらうチャンスが少ないので、自信を育てる事が出来ません。

褒められる子は凄い子、褒められない自分はダメなんだ、と思う様になります。

私がこれまで出会ってきた子どもたちで、自信がない子は、共通して、はじめから諦めがちなところがあります。

自分なんか出来ない、と、信じてしまっているのです。

人よりも行動や考えるスピードが遅い子や、不器用な子、特定の何かが苦手な子は、

そのことで何度も「出来ない自分」を目の当たりにします。

そして、どんどん自信を失っていってしまうのです。

そんな勇気がくじかれてしまっている子どもたちの、自信とやる気をひきだすために出来る事。

それは、「当たり前にできていることを承認する」という方法です。

当たり前に出来ていることを、承認する方法


当たり前に出来ていることを承認する、というのは…

子どもが普段、普通に生活している中で、適切にできていることに気づき、認める言葉をかけるのです。


例えば、こんなふうなことです。

「ご飯を全部食べてくれてありがとう」

「気持ちよく返事をしてくれてありがとう」

「今日はスッキリ起きれたね」

「食器をさげてくれて助かったよ」

「話をしっかり聞いてくれて、嬉しかったよ」

こんな感じです。

普段、意識しなくても出来ている、当たり前のように見える行動に、感謝を伝えるやり方です。

ご飯を食べることも、身支度を自分でできることも、話を聴くことも、当たり前に出来る年齢になっても、

そのことに感謝したり、認める言葉をかけていくと、子どもの自信はどんどん育ちます。



当たり前にできている行動だけではありません。

子どもの行動、見たままを言葉にするのも、承認につながります。

存在承認です。

「おはよう、今日も元気だね」

「お帰り、重たいランドセルを背負って帰ってきたんだね、お疲れさま」

「楽しそうな漫画を読んでいるね」

「今日は昨日より、少しはやく準備ができたね」

このように、見たままを実況中継する様に言葉にするのです。

これらは、子どものことを見ていないと出てこない言葉です。

そう、これらの言葉は「あなたをちゃんと見ているよ」「あなたはそのままでいいんだよ」というメッセージとなり、子どもに勇気を与えていくのです。

自分の気持ちや考えを言えない子には


例えば自分の意見を言うことに、自信のない子がいます。

「どう思う?」と聞いても「分からない」とか「別に」と答えてきます。

そんな子はこれまでの経験で、自分の考えにも正解不正解があると、感じてしまっているようです。

正解が出せない自分を、見せたくないのですね。

そんな子には、「どんな意見も言っていいんだよ」ということをまずしっかり伝えます。

そして実際、どんな気持ちや意見にも、

「そうなんだね!その意見の、こんなところがいいと思う!」と、承認のシャワーを沢山あびせるのです。


きっと始めはそんな承認にも反応をしなかったり、こちらの気持ちを受け取らないこともあるでしょう。

けれども、変わらずずっと

「話を聴いてくれてありがとう」

「考えてくれてありがとう」

「分からなくてもいいからね」

と、その場にいてくれることにだけでも、感謝を伝えるのです。


そうすることでその子は、まず、自分がそこにいていい存在なんだと感じるようになります。

さらに「感じたことに正解不正解はないんだ」ということ知ることができます。

周りの関わり次第で、「自分の気持ちや、どんなささいなアイディアも言ってみていいんだ」と、感じられるようになるのです。

自信は一朝一夕で育つものではありません。

親や、周りの大人の関わりかた、かける言葉一つで、子どもの心に勇気の水を注ぎ、

元気な自信の芽が、ゆっくりと育っていくのです。


このように、子どものこころを育てる関わり方が学べる講座が、子どものこころのコーチング講座です。

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愛川よう子


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