コラム

 公開日: 2015-11-11 

子育ては、片目をつぶるくらいがちょうどいい

よく、何かの記事や本で「子育ては片目をつぶったくらいのほうがいい」と目にします。

以前の私は、その意味が、イマイチ実感として得られていないところがありました。

なぜなら、私自身が完璧主義で、子どものやることなすことに、指示を出していたからです。


「親が子どもをしつける」

「親が社会のルールを教える」

それが当然だと思っていました。

子どもを見張っていた


その上わたしは、自分の中のルールが多すぎました。

ゆえに、子どもにしないでほしい事が多すぎて、
年中「それはやめて」「お願いだからこうして」と口にしていたのです。

それって、両目をガッと見開いて、子どもの行動のなにもかもを見張ってる状態。

わが子が危なくないように、不衛生でないように、人に迷惑をかけないように…

口うるさすぎて自分でも疲れるのですが、
当時の私は、言わずにはいられなかったのです。

長男が幼い頃の私は、公園の砂場なども苦手でした。
砂場って衛生的にちょっと…
その砂を口に入れたらどうしよう、と心配にかられ、つい触らないで!と思ってしまう。

道端で座ったり、ジタバタ寝っ転がる我が子を見て、
「ああ、バイキンだらけに(ToT)」と恐怖心が。
慌ててやめさせたくなります。

ちょっとでも高いところに登ると、落ちて怪我するイメージばかりで、
「危ないから降りなさい!」

最悪の事態をいつも想像しては、先回りして、回避しようとしてしまう癖があったのです。

我が子には、安全で、衛生的で、人に迷惑をかけない人であってほしいと。

がんじがらめの心を緩める、魔法の言葉


でも、子育てや心理学を学ぶようになってようやく
「すべてを思い通りにしたい」という欲求から、解放されました。

子どもは子どもであって、私ではない。
子どもを、親の私がどうこうするのではない。

そんな当たり前のことに、ようやく気付けたのでした。

そして、魔法の言葉を、手に入れたのです。

魔法の言葉、それは「ま、いっか」

そう、「ま、いっか」という言葉を、口に出すように意識をし、
それが癖づいてきたことで、
私は、がんじがらめのルールをゆるめて行く事ができたのです。


「まい、いっか」は、ある意味「片目をつぶる」ことに似ています。

すべてをコントロールしようとしないで、半分手放す、ゆるめる。
場合によっては「あきらめる」ということでもあります。

例えば、私の場合で言うと、
子どもが砂場でグチャグチャになっていようとも、見て見ぬふりをする。
バイキンのイメージを脳から追い出しました。

多少高いところにのぼっていても、子供の運動能力を信じる。
怪我をしないように、肝心なところで手をかせば大丈夫!
と覚悟を決めて、のぼることじたいは、目をつぶる。

例えば、アイスクリームを食べるとき。
以前は、いつもべとべとに汚されるのが嫌で、横からふいては、こぼす子どもを叱っていました。
大人みたいにきれいに食べて欲しかったのですね。
今思うと、本当に自分勝手な親ですね…

でも今では、子どもは汚すもの、と割り切って、自由に食べてもらいます。
食べているところを、じろじろ見張りません。

そこで見張って、がみがみ言いながら食べさせていたら、
子どもは、せっかく嬉しいアイスをご褒美みたいにもらえても、
楽しい時間ではなくなってしまいますよね。

「ま、いっか!」

「大丈夫!たいした問題じゃない!」

こんなふうに私は片目をつぶって、
子どもらしさを奪わぬよう、子どもの自由を奪わぬよう、
自分自身のルールをゆるめ、心がラクになりました。

自分のルールに子どもを合わせようとするのではなく、
子どもの世界を知り、子どもに寄り添う。

そんな考え方に、子育て6年以上続けて、ようやく気付けたのでした。

このお話が、あなたの子育てのヒントになれば、幸いです。


愛川よう子

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