コラム

 公開日: 2016-05-16 

ひきこもりから抜け出すには

「ひきこもり」といっても、部屋に閉じこもって部屋の片隅で縮こまっているというイメージを持つ人が多いのですが、実際はそうではありません。
部屋にいながらも他者との直接的な関与なしの、ゲーム、インターネット(スマホの閲覧含む)、本を読むなどを楽しもうとする意欲はあるからです。

ご両親やご家族は必ずこう言います。
「部屋に閉じこもって仕事も勉強もしないで、いったい何を考えているのかわからない」と。

ゲーム、インターネット、本を読む、その他ではDVD鑑賞など、その時その時間を楽しんでいるということは、少なからず他者と繋がりたいという欲求があります。

何を言いたいのかというと、ひきこもっていても精神的な健康度合いは良い方だということになります。

その逆で、ひきこもりをしていて、部屋の中でも一切何もしていない場合や状況では、精神的な健康度合いも悪い状態といえます。

「ひきこもり」から抜け出すには家族の協力が重要

ひきこもりをしている子は、ご家族の(愛を持っての)協力がとても重要になります。
「家族関係」が最も重要になるからです。
子がひきこもっている期間が長い分、確かに依頼はされるのですが、「先生にお任せ」というような状態で、本気でどうにかこの問題をどうにかしようとしていないのが現実にあります。ご家族がそれぞれ違う方向を見てバラバラな状態で、ハッとする時があります。

・ひきこもっている子とご家族とのコミュニケーションの欠如
 これは、両親のどちらかには会話にならなくとも、言葉をかわすことはできても、ひきこもっている子を受け入れていない、認めていないことから、親子であっても、いつの間にか対立してしまっているということも考えられます。

「お母さんには、話せるけど、お父さんとは話をすることはできない」というような状態ですね。この逆の場合もあります。
両親だけではなくご兄弟や姉妹の場合でもあります。
弟がひきこもりの状態で、兄との会話がない。
兄弟であっても、何らかの対立があり、どちらからも歩み寄ることがない状態です。

・ご家族が子のひきこもりの問題から逃避している
長い年月ひきこもりをしていると、「この子にどういったらいいのか?」、「どうしたらいいのか?」とご家族であってもわからなくなってくるのでしょう。
ひきこもりをしているのを、誰かに言われたり、責められたりすることの恐れもあり、現実と向き合うことから逃げていることが明確です。
ご家族が何もせず、ただただ見ていてメンタルクリニックや私のようなカウンセラーに依頼するだけでは、何も変わりません。
部屋が別だとしても同じお家に住んでいるのですから、ご家族全員でひきこもりの問題に目を向けていく必要があり、その子を受け入れ理解し今後の目標実現に向けて取り組むことが大切です。

協力していくことで、少しづつですが良い変化はあります。

具体的には

・物に八つ当たりをする
・積もりに積もった感情を吐き出すように暴言を吐く
・感情の起伏が激しい
・落ち着きがない
・希死念慮(自殺念慮)

この状態を見ると良い状態には見えませんが、ひきこもりをしている人なりのコミュニケーションで、はじめは反抗的であったとしても、マイナスなことではありません。
今の自分の状態や状況に向き合おうとしていることが明確だからです。

いつまでも自立できないのは

「まだこの子は自分たちの経済的援助なしでは困ってしまう」と、親の義務として経済的な援助を取ることは間違っていませんが、ひきこもりをしている状態の時に経済的援助をしてしまうと、人とのコミュニケーションの取り方、生活習慣や行動に悪影響です。

「自立」させたいんです!と親は言っていますが、経済的援助をしすぎることで、親が子の非社会性を固定し、悪循環が繰り返されるのです。
とても矛盾しています。

家族関係の考え方や歪みを見直し改善する必要があります。

この記事を書いたプロ

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