[相続税申告のポイント]

Q4 相続財産の中身

「相続税が“かかる財産”と“かからない財産”の中身と相続財産から“控除できるもの”と
 “できないもの”の区分について、又、かかる財産の評価方法の概要について教えて下
 さい。」



① 相続税がかかる財産
 相続や遺贈でもらった財産に、相続税法上もらったと見なされる財産(生命保険金など)
 を加え、その中から非課税財産を除いたもの全てです。著作権のような「権利」も課税対
 象となります。

② 相続税がかからない財産
 ・仏壇・仏具・墓地・墓石・霊廟
 ・国や地方公共団体へ寄付した財産
 ・心身障害者共済制度に基づく年金受給権
 ・公益事業用財産
 ・一定額の死亡保険金(500万円×法定相続人数)
 ・一定額の死亡退職金(500万円×法定相続人数)


③ 課税遺産を算出する場合に、相続財産から控除できるものとできないものの区分
 ・相続財産から「控除できるもの」
   ア.相続開始時に現存する借入金・買掛金など
   イ. 被相続人の未払い所得税・住民税・固定資産税など
   ウ.未払い入院費・治療費
   エ.葬式費用・お通夜費用

 ・相続財産から「控除できないもの」
   ア.墓地などの取得に対する債務
   イ.法事、香典返しの費用
   ウ.公益事業用財産の取得に対する債務

④ 相続税がかかる財産
 イ.土地
   * 田・畑(耕作権・永小作権を含む)
   * 宅地(借地権を含む)
   * 山林
   * その他の土地
 
 ロ.家屋
   * 家屋
   * 構築物
 
 ハ.事業(農業)用財産
   * 機械・機器・農機具
   * 什器・備品
   * 商品・製品・半製品・原材料・農産物など
   * 売掛金
   * 受取手形
   * 電話加入権
 
 ニ.有価証券
   * 株式・出資
   * 公債・社債
   * 投資・貸付信託受益証券

 ホ.現金・預貯金
   * 現金・小切手など
   * 預貯金・無尽・金銭信託
 
 ヘ.家庭用財産
   * 家具・什器・備品など
   * 書画・骨董
 
 ト.その他の財産
   * 生命保険金など
   * 生命(損害)保険契約に関する権利
   * 退職金・功労金など
   * 定期金(年金)に関する権利
   * 立木
   * 3年以内の生前贈与財産
   * 船舶・自動車
   * 貸付金・未収入金・その他

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