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はりで体の深いところをほぐすと、その人自身が持つ力が発揮できる(1/3)

鍼灸院 鍼 神尾(はり かんお)の神尾理さん

20歳で寝たきりになった自分、そして母の病気で東洋医学と出会う

 地下鉄東京メトロ副都心線、雑司が谷駅から徒歩4分。落ち着いた街並みの中にあるマンションの一角に、鍼 神尾(はり かんお)はあります。院長の神尾理さんは若い頃、腰痛をきっかけに寝たきり状態になったこと、また、母がすい臓がんを患ったことから、東洋医学の世界に足を踏み入れたといいます。

 「20歳の頃、今までとは違う腰の痛みを感じ、さまざまな病院や治療院の門を叩きました。しかし、事態は好転せず症状は悪化。お尻から脚、アキレス腱にかけて神経痛が走るようになり、半年後には歩けなくなったのです。体全体も不調で、食欲がなく、眠れない。年齢に関係なく、体って壊れる時は壊れるのだと実感しました」

 ついに手術を受けようと思ったものの、病院のベッドが混んでいたため、1カ月待たされることに。「その間に、積極的に東洋医学的な治療に目を向け、初めて『良くなるかな?』という感触を得たのです。その後、治療を継続していくうちに寝たきり状態から脱出することができ、手術は回避できました」。とはいえ、疲れが溜まると腰に痛みが走ったり、胃腸の調子が悪くなるので、「自分でできることを続けて、体をコントロールしていかないと」とヨガや呼吸法を勉強。一つひとつ行っていく中、やがて「治療に頼らなくても大丈夫かな?」と思える状態にまで回復しました。

 そんな折、母がすい臓がんと診断され看病することに。「西洋医学・東洋医学を問わず、いろいろな治療に立ち会ったりしました。そこで、はじめて鍼灸と出会ったのです」

<次ページへ続く>

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屋号 : 鍼灸院 鍼 神尾(はり かんお)
住所 : 東京都豊島区高田1-40-10 グランヴァン目白ヒルズ801 [地図]
TEL : 03-6907-3250

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