コラム

 公開日: 2017-08-16  最終更新日: 2017-09-21

【就業規則】就業規則を作る理由

人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。


今日は久ぶりに就業規則について書いてみました。
ここのところ就業規則の改定依頼が非常に多いこともあり、
いろいろと考えさせられます。


就業規則を改定するきっかけ


・社員とのトラブルが発生したため、この機会にきちんと整備しておきたい
・上場やM&Aを考えているので、法令遵守の労務体制を整えたい
・求人に際して信頼される会社になるためには就業規則が必要だ
・働き方改革に備えて、全面的に見直したい
・助成金申請に際して、就業規則が必要だ

改定しようと思うきっかけは様々ですが
「ねばならない」から行うのではなく、自主的に行おうと思われる企業は
真剣に向き合い、取り組んでいらっしゃいます。


ちなみに、法令では、
「常時10人以上雇用する事業所」は、
就業規則を作成して届け出なければならないことになっています。

常態として10人以上雇用しているという意味です。
たとえば普段は8人で、月末の繁忙期のみ10人以上になるような場合は含みません。
ただし、この10人には、パートタイマーやアルバイトなども含みます。


就業規則の作成が必要なわけ


ところで、就業規則はなぜ必要なのでしょう?


就業規則は、会社の憲法とも言われてきました。
法令で定められていることについては、それを下回らない内容を求められるものの
それ以外のことについては、
会社の経営方針やポリシーに則って独自に策定することが可能です。


作るきっかけは別として、どのような目的をもって就業規則を作るのかについては、
様々な意見がありますが、私は下記だと思っています。

① 会社の方針を具体的に明確にし、従業員のベクトルを合わせる。

② 会社も従業員も共通の規則をもって、自身の言動の可否を判断することにより
   トラブルの未然防止につなげる.。
  
  そのためには、どんな内容なのかあらかじめ知っておく必要があります。
  知りたいときには、いつでも見ることができる必要があります。
  これが、労働基準法で義務化されている「周知」と言われるものです。

③ 何か問題が起こった時には、個人の感情ではなく、規則をもとに公平に判断できる。



最近では、働き方も非常に多様化してきたため
以前に比べると就業規則も複雑化してきています。

多様化すればするほど
どういう業態なのか、どういう人材にどういう働き方をしてほしいのか
などを明確にしておかなければ、
従業員も身の振り方がわからなくなってしまいます。


就業規則と一言で言っても、
細かく記載されているものから非常に簡潔なものまで様々ですが
やはり、細かいところまで調べればわかるものの方が、リスクも少ないかと感じます。

このような場合には、別途簡易的にまとめたものをハンドブックのような形で
作成するのも良いかも知れませんね。


人を疑うわけではありませんが、
人はその価値観も育った環境も十人十色であるからこそ
明確な基準がなければ、争いのもとになります。

会社が規則を遵守するのはもちろん、雇用の際には、規則の周知により
自社のあり方や守るべきことを伝えることが非常に大切でしょう。


就業規則ありきで組織が適切に動くことは、
多くの会社にかかわる日ごろの経験から身に染みています。

しかし、作って届け出ただけでは、せっかく作った規則が生きてきません。


就業規則を作った後に大切なことについては、次のコラムで書きたいと思います。




※「就業規則」に関するコラムはこちら!
【就業規則】就業規則を作った後に大切な3つのこと



※就業規則について詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください!
就業規則(モアグロウ労務管理事務所HPより)


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