コラム

 公開日: 2012-10-11 

【脱退一時金を受け取るには】




確定拠出年金は老後資金のための専用積立口座なので、おいそれと引出ができないようになっています
60歳まで鍵がかかっているんですね
流動性がない分、税制優遇が大きいというわけです


でも、場合によっては脱退一時金として、それまでの資金を全額引き出すことが認められます

確定拠出年金の企業型から考えていきます

まず企業型なので、会社が確定拠出年金を導入しているわけですから、自分ひとり途中でや~めた!というわけにはいきません

弊社がお勧めしている「選択制」であっても、本人に拠出をするかどうかの選択権はありますが、いったん拠出(積立)をすることを選択すると途中で積立を中止して資金を引き出すということはできません
選択制の場合、月3,000円を最低積立額としているので、その額だけは積立を継続していただきます

なので、企業型の場合、脱退の可能性があるタイミングは会社を辞めたときとなります

しかし、会社をやめて次の企業に就職したときその会社が企業型確定拠出年金を導入していたら、強制的に再加入となります
あるいは選択制であっても、加入資格があるということでは条件が一緒なので、原則加入して積立を継続する必要があります

原則というのは、選択制の場合その方は「運用指図者」となり拠出をしないということも選択肢としてあるのです

タイミングとしては、転職してすぐ「選択制があるので、自分の給与から拠出をしますか、どうですか?」という問いに、NOと答えるわけです
また選択制の場合、(弊社のルールでは)年に一度新しく加入できるタイミングがありますから、時期を見て拠出を再開するということは可能です

ここでもポイントは、確定拠出年金に加入できる資格がある人は、脱退してそれまでの資金を全額引出できないという大前提です
加入資格があるかたは、「拠出を続ける加入者」となるか「拠出をせずに運用のみする運用指図者」になるかしかないわけです

運用指図者は新しい拠出を続けることができないので、今ある残高のみが運用資金です
制度加入を維持するための手数料は運営管理機関によって差がありますが、あまり大きくない資金でかつ定期預金のみという条件での運用であれば、老後の資金作りとしてはなかなかメリットが出ないのが正直なところかと思います

基本的には、確定拠出年金は一度始めたら加入資格があるかぎり続ける!
これが原則です

継続するには、資産作りの基本手金な考え方をしっておく必要があります
すなわちお金の色分けです

金融商品は適材適所、使い分けをする必要があります

例えば日常生活に使うために引出をするお金は「使うお金」として普通預金に
向こう10年以内に使う予定のあるお金、たとえば住宅購入のための頭金とか子供の教育資金とかは「貯めるお金」として定期預金あるいは債券

10年以上先に使うお金、老後資金などですね、は「殖やすお金」として確定拠出年金やその他運用商品

死亡や病気やけがなどの万が一をリカバリーするお金は「守るお金」として保険を

こんな風なお金を色分けをそもそも知っておく
そして実行する

これが確定拠出年金を60歳まで継続するための基本的な考え方
そして状況に応じて積立金額を少なくしてもいいので、とにかく続ける

そこをまず理解しないと確定拠出年金の本当の活用には結び付かないかもしれません

脱退一時金については、もう少し説明を続けます



社会保険料削減と節税ができるじぶん年金説明会


確定拠出年金セミナー

確定拠出年金ご相談

全国の確定拠出年金に強いFPが見つかる確定拠出年金相談ねっとわーく

無料PDF

この記事を書いたプロ

株式会社アセット・アドバンテージ [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 山中伸枝

東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F [地図]
TEL:03-6215-8312

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
ご相談事例

いままで一緒に頑張ってきた仲間のために、そろそろ次のことを考えてみようか?そう思われている経営者の方にぜひ考えていただきたいことそれは、法人としての年...

メディア・講演実績
あさイチ出演

NHKのあさイチの特集「確定拠出年金が危ない?」に専門家として出演(2012/2/8)確定拠出年金加入者は500万人を超え、私たちの老後資金としての重要性がますます高ま...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
独立系ファイナンシャルプランナー 山中伸枝さん

「確定拠出年金とライフプラン相談のプロ」法人・個人をしっかりサポート(1/3)

 2002年にファイナンシャルプランナーとして独立し、資産運用から確定拠出年金(401k)導入まで、多様な案件を手がけてきた山中さん。現在、個人からの相談に乗る「ワイズライフFPコンサルタント」を運営しているほか、法人向けの「株式会社アセッ...

山中伸枝プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

確定拠出年金アドバイスの専門家

会社名 : 株式会社アセット・アドバンテージ
住所 : 東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F [地図]
TEL : 03-6215-8312

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6215-8312

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

山中伸枝(やまなかのぶえ)

株式会社アセット・アドバンテージ

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

ビービーセールス株式会社 大迫社長

日本では会社が給与から税金や社会保険料を天引きしてくれま...

大迫社長
  • 女性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
たった3分で一生お得!動画サイトオープン おかねの先生~山中伸枝のマネQtube~
イメージ

お金の勉強をしたいお金の知識がないことで損はしたくないおかねと賢くつきあいたいでも、時間がない...

[ 社会人のお金の常識 ]

【動画】法人のための、コスト削減と福利厚生を同時に拡充させる確定拠出年金活用法

経営者、財務担当者、人事・総務担当者のための確定拠出年金活用法について、分かりやすく動画にまとめました(...

[ 経営者のための確定拠出年金 ]

【動画】サラリーマンが自分年金積立て毎年5万円以上!30年で200万円以上得する方法

個人型確定拠出年金について、分かりやすく動画で解説しています(視聴時間約7分)個人型確定拠出年金は...

[ 社会人のお金の常識 ]

iDeCoを通じて国の仕組みや経済に強くなろう!!

 2017年から「みんなができる」iDeCo こんにちは、確定拠出年金相談ねっと代表の山中伸枝です確定拠出年...

[ 守りと攻めの確定拠出年金 ]

配偶者控除拡大で主婦がもっともっと得する方法!

 配偶者控除 上限150万円に! 2016年11月24日の新聞報道によると、所得税の配偶者控除を現行の年収10...

[ 守りと攻めの確定拠出年金 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ