コラム

 公開日: 2012-07-11 

【年金制度の時代背景】



現在の年金制度(日本に住む20歳以上、60歳未満の人すべてが国民年金に入って、会社員はその上乗せとして厚生年金がある)って意外に歴史が浅いんです
昭和61年スタートです
私が20歳になった歳ですから、つい最近ですよね(笑)

とはいえ働く人用の年金制度はもっと前から制度としてありました
まず男性労働者を対象とした制度が昭和17年にスタート
その後は公務員用、学校の先生用、自治体の職員用というように、それぞれの職業ごとに制度が作られたんだそうです

自営業の年金制度はだいぶ遅れて昭和36年にでき、日本に住むすべての人は国民年金に入るという今の形になったのが昭和61年なんだそうです

こう考えると、前述した第三号被保険者の制度についても、歴史的背景と照らしてそれなりの納得感はあります

つまり、昭和の経済成長期はたくさんの方が田舎から東京に出てきて、大企業に就職し、おそらく年功序列で定年までそこで働く
適齢期になると結婚し、郊外に家を持ちそこに子供が育ち、専業主婦の妻が家を守る
定年になったら退職金で家のローンは消え、すぐに年金がスタートする
年齢の若い妻が自分自身の年金をもらうまでの間は、加給年金というこれまた厚生年金の家族手当が支給され、死ぬまで生活は安泰する

ちなみに厚生年金基金のスタートは昭和41年です
私の生まれた年なので、記憶に残っています
なんだか時代が分かりますよね、東京オリンピックや万博など、日本が相当元気だった時代に産まれた制度という意味合いが・・・

本当に、夢のような完璧な人生設計です
こういう前提条件で国も経済成長を遂げたわけですから、第三号被保険者に手厚い制度になっても当たり前です

また会社員の年金財源は歴史的にも自営業者より長いし、構造上保険料をとりっぱぐれるということがない(給与天引きだし)
それに企業という力のある組織が、しっかりお財布にお金を注ぎ込んでくれる

年金一体化ということば、税と社会保障の一体化という言葉にいつのまにかとってかわられて最近どうなっちゃったの?って感じですが、そもそも会社員の年金制度と自営業者の年金制度は財源も違うし、それに会社員の年金保険料は「率」で徴収しているのに対し、自営業者の保険料は「額」で徴収
これでは、負担率だって当然違う・・・

っと、考えれば考えるほど、年金制度って複雑だな~と思ったりするわけです

でも、時代が変わり一生会社員という人も少なくなってきているし、これからますます個の時代となり企業組織に所属せずに生きる人たちもどんどん増えるわけです

年金制度

財源をどうするかという問題ももちろんありますが、制度としてどのような形が今の時代にマッチするのか
私たちはどんな日本の姿を求めているのか

考える時期なんだと思います

個人的には、老後の生活保障と遺族保障・障害保障は切り離した方がいいのではないかと思っているし、老後の生活保障も賦課方式(支えあいの部分)は最低保障で、自助努力として確定拠出年金の税制優遇を活用という姿が理想なのではないだろうかなんて、わからないなりにも思ったりします

ま、いずれにしろ年金財源としては、会社員のお財布にはそこそこお金があるわけですからなにか制度が変わった時に、そこからお金が少ないお財布に残高が移行してしまう可能性もあるわけです

そうなった時に困らないように、確定拠出年金やその他手段を使って特に会社員さんは早めに自分年金を準備を初めておくべきでしょうね

失礼ながら会社員さんは特に自分の家計に対して鈍感な方がおおいです(ごめんなさい!!)
でも、ファイナンシャルプランナーとして、思い切っていいますけど、家計に鈍感、社会のルールに疎いってかならいヤバイです

ぜひ今すぐに自分の今の家計と将来の家計を確認されることをお勧めします

お役にたてましたら「いいね!」をお願いします

確定拠出年金セミナー

確定拠出年金ご相談

全国の確定拠出年金に強いFPが見つかる確定拠出年金相談ねっとわーく

無料PDF

この記事を書いたプロ

株式会社アセット・アドバンテージ [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 山中伸枝

東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F [地図]
TEL:03-6215-8312

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
ご相談事例

いままで一緒に頑張ってきた仲間のために、そろそろ次のことを考えてみようか?そう思われている経営者の方にぜひ考えていただきたいことそれは、法人としての年...

メディア・講演実績
あさイチ出演

NHKのあさイチの特集「確定拠出年金が危ない?」に専門家として出演(2012/2/8)確定拠出年金加入者は500万人を超え、私たちの老後資金としての重要性がますます高ま...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
独立系ファイナンシャルプランナー 山中伸枝さん

「確定拠出年金とライフプラン相談のプロ」法人・個人をしっかりサポート(1/3)

 2002年にファイナンシャルプランナーとして独立し、資産運用から確定拠出年金(401k)導入まで、多様な案件を手がけてきた山中さん。現在、個人からの相談に乗る「ワイズライフFPコンサルタント」を運営しているほか、法人向けの「株式会社アセッ...

山中伸枝プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

確定拠出年金アドバイスの専門家

会社名 : 株式会社アセット・アドバンテージ
住所 : 東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F [地図]
TEL : 03-6215-8312

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6215-8312

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

山中伸枝(やまなかのぶえ)

株式会社アセット・アドバンテージ

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

税理士 山田 英和様

山中さんから選択式確定拠出年金の話を伺い目からうろこでし...

山田 英和
  • 男性 
  • 参考になった数(1

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
たった3分で一生お得!動画サイトオープン おかねの先生~山中伸枝のマネQtube~
イメージ

お金の勉強をしたいお金の知識がないことで損はしたくないおかねと賢くつきあいたいでも、時間がない...

[ 社会人のお金の常識 ]

【動画】法人のための、コスト削減と福利厚生を同時に拡充させる確定拠出年金活用法

経営者、財務担当者、人事・総務担当者のための確定拠出年金活用法について、分かりやすく動画にまとめました(...

[ 経営者のための確定拠出年金 ]

【動画】サラリーマンが自分年金積立て毎年5万円以上!30年で200万円以上得する方法

個人型確定拠出年金について、分かりやすく動画で解説しています(視聴時間約7分)個人型確定拠出年金は...

[ 社会人のお金の常識 ]

会社員・公務員はiDeCo加入につき職場から書類をもらわなければならない

 会社員と公務員がiDeCoを始める際の注意点 こんにちは、確定拠出年金相談ねっと代表の山中伸枝です。今...

[ 守りと攻めの確定拠出年金 ]

個人型確定拠出年金(iDeCo)をやってはいけない人
イメージ

 iDeCoは今ブームです こんにちは、確定拠出年金相談ねっとの代表の山中伸枝です iDeCo、ち...

[ 守りと攻めの確定拠出年金 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ