コラム

 公開日: 2012-07-01 

【教育格差と似ている!?】



先日夫の会社の研修旅行に同行して伊勢に行ってきました
うちの夫は、義父が創業した会社を引き継いでいるのですが、今回​は節目の年ということと、海外工場の責任者も何人か奥さん同伴で​来日するということで私もヘルプに駆り出されたわけです

私は結婚する前、当時義母が経理を見ていましたから、母の手伝い​がてら会社にも出ていました
また義父に連れられ、経営者の会合にも秘書みたいな形で隅っこに​お邪魔させていただいたり

アメリカの大学に行かせてもらい、卒業後帰国してからは本格的に​会社の一員として総務とか経理とか、人事とか、まぁそのあたり全​般を勉強させてもらっていたわけです

2001年に会社を辞めて10年あまり
バスを何台か連ねての旅行でしたから、もう知らない人も多いだろ​うな~と思っていましたが、それでもたくさんの社員から「伸枝さ​~ん、お元気ですか?」って声をかけてもらいました

特に私がリクルートであちこちの大学の教授に飛び込みでアポを取​り、「どうぞ優秀な学生を紹介してください!」と頭を下げてまわ​り採用した人たちは今40前後になりまさに会社の中核に
彼らとも一緒に遅くまで飲んだりして、とても楽しいひと時を過ご​すことができました

おかしいことに、当時採用した社員(私の中では、新卒の男の子た​ち)と気が付くと年齢は5歳くらいしか違わないのです
きっと私、ずいぶん気負って仕事していたのでしょうね
27歳で役職をもらって、大学の教授にリクルートのお願いですか​ら、かなり自分を奮い立たせて行っていたのでしょう
当時の印象だと採用した彼らは10も20も年下のように感じ、入​社後も寮の手配をしたり、外国籍の子はビザの手配や、それこそ作​業服はどうだとか、安全靴はどうだとかこまごま世話を焼いていた​ものです

会社をやめて10年たって、その子たちもいいお父さんになってい​て
「僕の子供です」と写メを見せてくれたり
時間の流れは不思議だと改めて思ったものです

私自身も経営ということでは義父の姿や夫の姿を見ていますので、​その大変さはそれなりに理解はしていると思っています
特に今回みたいに社員が勢ぞろいするような場面に遭遇すると、か​れらの家族の姿まで見えるようで、ものすごい責任を感じたりしま​す

会社は社員の福利厚生にたくさんのお金を費やしています
会社の食堂の整備とか、細かいところではお弁当の質や更衣室の環​境整備とか、自動販売機のジュースの値段交渉とか(笑)

ただ一般的に会社が提供する社員へのベネフィットの中に、「マネ​ーリテラシー」のような目に見えない付加価値はなかなかありませ​ん

それは今の利益に直結する支出じゃないからです

でも、家計のお金が管理できることは会社の仕事の段取りに通じま​す
経済に興味をもち投資をすることは、先々を考えることのヒントに​もなります
グローバルな世の中、少なくとも世界の経済の動向を知らなければ​そもそも話になりません・・・

本当は社員全体がそういうリテラシーを高めていくことって、会社​にとっても大きな力になるはずなのですが、それって100万円の​経費がすぐに120万円の売り上げにつながるものではないので、​やっぱりわかりにくいんですね

でも、やっている会社はやっている

もちろん比較的お金に余裕のある会社が、私たちFPにライフプラ​ンセミナーを依頼したり、個別相談会を催したりしながら社員の生​活までをフォローしているのですが、正直仕事をいただく身として​は大変ありがたいのですが、大企業と中小企業の格差っておおきい​なって思うのです

社員研修ひとつにしてもそうです
どうしても規模の小さい会社はそういうところに目が向かない

これってね今教育格差が広がっているといわれているじゃないです​か
それとロジックは同じなんだろうと思います
お金に余裕があるから、塾に通わせる、化学実験教室に行く、サッ​カークラブに入る、留学する エトセトラ

一方で家計に余裕がなければ学校のみ
でも学校では塾に行っている子と行っていないこの学力に開きがあ​って、結果高校など学力別に降られると似た家庭環境の子ばっかり​が集中してしまう
不幸なケースは、学びに興味を失って学校を辞め、道を外れ、なん​だか宙ぶらりんな生き方をしてしまう

世の中学力じゃないtいいつつも、それなりの学校を卒業していな​ければ就職も難しいのが現実
親の判断が子供の将来を左右してしまう

これと会社も同じではないかと

例えば給与明細の話とか、年金の話とか、税金の話とか、「仕事に​関係ないじゃん」と経営者が言ってしまえばそこの社員は99%そ​ういう話に縁なく人生終わってしまうかも知れない

それってすぐにインパクトはないかも知れないけれど、会社のカル​チャーというか潜在能力というか弱めてしまうのではないかと思う​のです

これからはもっとたくさんの人が海外に出て働くようになるでしょ​う
そういうとき国の制度や経済や、ましてや自分の人生設計さえ自分​でできない人がやっていけるでしょうか?

確定拠出年金って会社にとっても社員の経済的自立を促すきっかけ​づくりとしてとても有効だと思っています
60歳まで下ろせないということをデメリットとする人もいますが​、60歳以降のお金とそれ以前のお金では管理方法も違うし貯め方​も違うのです
だからFPがそれをサポートする

離職率も高い昨今ですが、確定拠出年金を通じてライフプランを考​えるきっかけをたとえ短期であっても社員に提供できれば、会社と​しても必ずリターンが待っているのではないかと思います

確定拠出年金セミナー

確定拠出年金ご相談

全国の確定拠出年金に強いFPが見つかる確定拠出年金相談ねっとわーく

無料PDF

この記事を書いたプロ

株式会社アセット・アドバンテージ [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 山中伸枝

東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F [地図]
TEL:03-6215-8312

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
ご相談事例

いままで一緒に頑張ってきた仲間のために、そろそろ次のことを考えてみようか?そう思われている経営者の方にぜひ考えていただきたいことそれは、法人としての年...

メディア・講演実績
あさイチ出演

NHKのあさイチの特集「確定拠出年金が危ない?」に専門家として出演(2012/2/8)確定拠出年金加入者は500万人を超え、私たちの老後資金としての重要性がますます高ま...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
独立系ファイナンシャルプランナー 山中伸枝さん

「確定拠出年金とライフプラン相談のプロ」法人・個人をしっかりサポート(1/3)

 2002年にファイナンシャルプランナーとして独立し、資産運用から確定拠出年金(401k)導入まで、多様な案件を手がけてきた山中さん。現在、個人からの相談に乗る「ワイズライフFPコンサルタント」を運営しているほか、法人向けの「株式会社アセッ...

山中伸枝プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

確定拠出年金アドバイスの専門家

会社名 : 株式会社アセット・アドバンテージ
住所 : 東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F [地図]
TEL : 03-6215-8312

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6215-8312

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

山中伸枝(やまなかのぶえ)

株式会社アセット・アドバンテージ

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

SBIベネフィット・システムズ株式会社 松井 真治社長

確定拠出年金のレコードキーピング(記録管理)システムを独...

松井 真治
  • 男性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
たった3分で一生お得!動画サイトオープン おかねの先生~山中伸枝のマネQtube~
イメージ

お金の勉強をしたいお金の知識がないことで損はしたくないおかねと賢くつきあいたいでも、時間がない...

[ 社会人のお金の常識 ]

【動画】法人のための、コスト削減と福利厚生を同時に拡充させる確定拠出年金活用法

経営者、財務担当者、人事・総務担当者のための確定拠出年金活用法について、分かりやすく動画にまとめました(...

[ 経営者のための確定拠出年金 ]

【動画】サラリーマンが自分年金積立て毎年5万円以上!30年で200万円以上得する方法

個人型確定拠出年金について、分かりやすく動画で解説しています(視聴時間約7分)個人型確定拠出年金は...

[ 社会人のお金の常識 ]

会社員・公務員はiDeCo加入につき職場から書類をもらわなければならない

 会社員と公務員がiDeCoを始める際の注意点 こんにちは、確定拠出年金相談ねっと代表の山中伸枝です。今...

[ 守りと攻めの確定拠出年金 ]

個人型確定拠出年金(iDeCo)をやってはいけない人
イメージ

 iDeCoは今ブームです こんにちは、確定拠出年金相談ねっとの代表の山中伸枝です iDeCo、ち...

[ 守りと攻めの確定拠出年金 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ