コラム

 公開日: 2012-06-27 

【平成15年よりも前の会社員の厚生年金】



昨日お伝えした

年収 ÷ 12 x 5.481 ÷ 1000 x 厚生年金加入月数 = 65歳以降受給予定の老齢厚生年金額

という公式ですが、これは平成15年4月以降の厚生年金加入期間に対応する公式です

でもそれより前の期間については、係数がそもそも7.125だし、以前は老齢厚生年金の受給額の計算に賞与は含まれていなかったので(標準報酬月額)年収÷12ではなく、月収がベースとなっていて、さらに物価水準に合わせた再評価を加えて算出されています※あえて単純にお話ししています

うーん、なんだかよく分からないな~という方、ぜひご自身のねんきん定期便をご覧ください
ねんきん定期便の「これまでの年金加入実績に応じた年金額というのが、平成15年よりも前の分も含めたこれまでの加入期間に応じた「今約束されている年金額」が表示されています

ただこれはあくまでも現在までの実績
当然今後働くことによって、年金額は増やせるわけです

そんなときに使うのが昨日ご紹介した公式

例えば30歳の方が、「これまでの加入実績に応じた年金額」が国民年金と厚生年金合わせて40万円だったとしましょう

あっ、やっぱり年金ってこれしかもらえないんだ!!とがっかりするのは早とちり、今後60歳までの働き方により、年金額は殖やせるのです


例えばこれから定年までの30年間、年収の平均が500万円だと仮定しましょう(もし見当もつかないという場合は現状維持ということで今の年収をそのまま使います)

そこで昨日の公式

500万円÷12x5.481÷1000x360か月

つまり約82万円厚生年金の加算です

そこに国民年金 年間2万円 x 30年 = 60万円 となりますのでこの方の65歳以降の受け取れる年金受給額(見込み)は前述の30歳時点での年金額40万円を加算してトータル182万円と試算することができます

同じようにご配偶者の分も計算してみます、これが夫婦あわせた老後の軍資金!!

仮に奥さんの年金が120万円だとすれば合わせて302万円が受け取れる年金見込み額

もし生活費がこの302万円ないで収まると算段できれば、老後資金の準備はそれほどいらないでしょうし(とはいえ、突発的な支出もあるでしょうから、最低でも500万円から1000万円くらいは必要でしょうね)、生活費は最低400万円は必要と思えば年間赤字100万円X老後の年数分の貯蓄が定年までの目標とする老後資金額となるでしょうし、もう少しシビアに考えて、「年金はもらえても7掛けくらいかも・・・物価も上がるかも」と考えるともっと必要ですよね

よく一般的に老後っていくらお金を用意したらいいんでしょう?って聞かれますけど、その方がどう考えるかってところが実は一番大事だと思うんです
だって将来どうなるかわからないわけですから、正解ってないも同然ですものね

まずは自分の老後の軍資金の把握

やっぱりスタートはここですよね

もし、計算はちょっと面倒!!って思われる方たいましたら、クイック試算ソフトをご利用ください
参考になると思います

ねんきん定期便 クイック試算

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