年金・資産運用に強い独立系ファイナンシャルプランナー
コラム
2012-02-14
ちょっと変わった投資先
以前は確定拠出年金制度の中に準備されている投資信託は主に
株と債券
に投資するものでした
それとそれらの配分があらかじめミックスされたバランス型
しかも投資をする国は、ほとんど先進国で新興国へ投資するファンドは皆無という会社さんもありました
どうしても確定拠出年金を導入する企業としては、加入者を「損させてはいけない」というブレーキがかかるのか、無難なもの無難なものと選択が狭まってしまうのかもしれません
前回もお伝えしたように投資においての価値はあくまでも「差」ですから、先進国や債券など比較的安定しているものに「差」は生じにくいので資産を大きく増やす可能性が低くなってしまいます
ここは加入者自身が少し勉強していただいて、選択肢を広げていくべきだろうな、と思っていたら最近はあっという間に投資のバリエーションが増え新興国株式や債券に投資をするファンドを備えた会社さんは当たり前になってきました
それとここ3年位で、リートへの投信も増えてきましたね
REITと表記されている場合もありますが、これは不動産に投資をするファンドです
オフィスビルや商業施設、住居用マンションなどの家賃収入を利益の基盤にしたファンドです
例えば、不動産投資って耳にしますよね、マンションの1室を購入して人に貸し家賃収入を得る
家賃は毎月きちんと入ってきますから安定した収入源になります
一方で借入をおこしたりすると金利の負担と毎月のローンの返済がありますし、入居者が転居してしばらく家賃が入らなくなったりというリスクもあります
一室のみの投資だと、どうしてもリスクが集中してしまうので、大変ですが一棟まるごと買ってしまえば空室リスクも低減できますよね
リートってそんなファンドです
みーんなで大きなテナントビルに出資し、そこの収益を分配するという形
なんとなく見えてきましたか?
確定拠出年金に入っているリートは、実はいくつかの単体のリートの塊です
それぞれの単体リートは都心部のオフィスビルに投資をしているリートであったり、商業施設に投資をするリートであったり・・・つまりさらに分散されてリスクが低減されていると解釈することができます
さあこのリート、良い面は家賃は毎月きちんと入ってくるものなので、利益が安定するという点です。確かにファンドの分配金は高い傾向にあります
心配な点はなんでしょう
一番大きいのは大きなテナントのお引越し・・・家賃がなくなります
例えば景気が悪くなり高い事務所代が払えなくなれば、小さなオフィスへのお引越しを企業が考えるかもしれません
商業施設も、景気が悪くて売れ行きが伸び悩めばテナントが辞めることもあるでしょう
やっぱり景気ですね、ここでも
あとは災害であたり土地の価格の下落とか、長期で考えれば人口の減少もあったり・・・
そのあたりをどう考えるかによってリートへの投資がありなのかなしなのか考えるべきでしょうね
海外リートは主にアメリカとオーストラリア、カナダといった国のリートが組み込まれていることが多いようです
不動産も景気に左右されますが、株式よりその動きはマイルド、あるいは遅いでしょうね
ですから株式への投資と不動産への投資を組み合わせることも有効だと思います
バランス型のファンドによっては、リートを組み入れているファンドもあります
投資先の研究
やっぱりさけては通れませんね
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