コラム

 公開日: 2016-10-13  最終更新日: 2016-10-14

発想力・想像力を身につける思考法(今日は2つご紹介)

ビジネスシーン(企画など)でも求められることが多い力のひとつ、「発想力」「想像力(創造力)」の鍛え方について
演技講師である筆者がお話ししていきます。

考え方の枠を外すことは、画期的なアイデアを生み出すための重要な要素です。
企画・起業・クリエイティビティーな仕事(演劇・美術・音楽・作家など芸術関連を含めて)に大いに役立つはず。




「かもしれない」思考

例えば、頭を抱えているポーズの人を見て、あなたはどう思うでしょうか?





ある人は、「この人はなにかに悩んでいるのかもしれない」と発想するかもしれません。
ある人は「この人は頭が痛いのかもしれない」と発想するかもしれません。
ある人は「この人は頭のマッサージをしているのかもしれない」と発想するかもしれません。
ある人は「この人は実は人間ではなくて頭を取り外そうとしているのかもしれない」と発想するかもしれません。
ある人は「この人は頭を抱えているんじゃなくて、周りがうるさいから耳をふさいでいるのかもしれない」と発想するかもしれません。

凝り固まっている時は、この「かもしれない思考」ができていないのです。

「かもしれない」と考えてみることによって、
【無意識のうちに「そんなの常識じゃあり得ない」とノーを出してしまう思考】から脱却することができます。

ちなみに、発想力がない人は実は無意識のうちに「これはダメ」とアイデアを仕分けしてしまっているだけ。
チェックが厳しい人なのです。

「あるかもしれない」と考え、チェック(無意識下)を緩めることで、思いもよらぬアイデアが浮かんでくるかもしれません!



想像力の奥義「モーメントビフォー」


演技現場でも頻発するこの言葉。(筆者のレッスンを受講する生徒さんは何度も聞いているはず(笑))

演技においてはシーンの前を想像で埋めることを指します。

この考え方は、「紙の上の登場人物はわたしたちと同じように生まれてから今日(シーン)まで生きてきた人間である」ということからシーンの前(過去)を当然知った上でここにいるはずだ、というもの。



A「おはようございます」
B「・・・おはようございます」

という簡単なテキストでも、
〇この前に何があった出来事
〇AとBの関係性
によってお互いの言葉の出し方やBのセリフの「・・・」の使い方が変わってきます。

AとBが近しい間柄の場合・社内ですれ違ったら挨拶を交わす間柄の場合・初めて挨拶を交わした間柄の場合だけでも
声のかけ方は変わってきますし、
もっと言うとAとBのステータス(社員と社長・直属の上司と部下・相手がお客様)でも変わってくるはずです。


実はBは、Aに恋をしていて、うまく話ができない。
今日はAの誕生日で、「おめでとう」と言いたいけれど先に挨拶されてしまって言葉が詰まってしまったのかもしれません。

それどころか、プレゼントを用意してきていて、
Bは後ろ手でプレゼントを隠し持っているのかもしれません。



なんだか、Bの心臓の音や心の声が聴こえてきそうですね!!




演技上でなくても活かせる「モーメントビフォー」。

新しいサービスの発案をする際に、
既存の世の中の売れているサービスがどうして売れているのか?を考えてみるのです。

世の中の流通しているものには必ず「理由」があります。

そのサービスがまだこの世に無かった時に、誰かが「あったらいいな」と思ったからなのです。
売れているものは誰かが「欲しがった」から売れているのです。

サービスの受け取り手は人間。(という方が多いのではないでしょうか)
そして、人間は感情の生き物。

人間は感情で動く生き物で、上記の「モーメントビフォー」はまさしく人間の感情の動きを想像するものです。
人の感情を想像する訓練は、ビジネス上でものすごく役に立つと筆者は断言します。


★アイデアを出す時のコツとして、【視点をズラしてみる】という考え方がありますが、今日ご紹介した方法の「かもしれない」と「モーメントビフォー」はいつでもサッと使いことができる方法。
ぜひこれらの非日常(演劇空間)を日常(ビジネスシーンにも!)に持っていってみてください♪

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俳優・演劇 大江千雪

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