コラム

 公開日: 2016-10-04 

喜怒哀楽の激しさを治したい【感情コントロールの方法】

喜怒哀楽が激しい自分に自分で疲れてしまう方って多いみたいです。

今回の記事は喜怒哀楽が激しい(感情の上がり下がり)ことで生きづらさを感じている方に向けて、演技と心理学の専門家がおすすめする「治す方法」を書いていきます。







そもそも、感情の激しさは「治す」ことではない。

身も蓋もない・・・と感じられた方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)
ですが、筆者は喜怒哀楽が激しいことを治そうとがんばることをおすすめしません。
治す、という言葉には病気やケガを治療・治癒する意味がありますが、感情の発露は治すものではないのです。
喜怒哀楽の激しさを抑えようとすると、自分の中で湧き上がる感情や衝動をただ我慢しようとしがち。でも、それは得策でない。我慢して我慢して、溜まって溜まって、(抑圧といいます)その結果ある時爆発したり、それこそ心の病にかかってしまうこともあるのです。

では、どうするのか?




人間は感情の生き物だと知った上で、吐き出す前にストップ!

感情が湧きあがってきた時に、その場の感情に身を任せる選択をやめてみましょう。
その場の感情に身を任せず、「いったん自分の中でひと呼吸置いてみる選択」をしましょう。

人間は感情の生き物です。カッとなって怒り狂ったり、落ち込み哀しくなったり、いい知らせで嬉しくなったり、何かに没頭して楽しい気持ちになったりする生き物です。
≪感じる≫ことは自然なことなのです。

ただ、≪感じたことをそのまま相手にぶつける≫のは実社会の生活の中で不都合なことが多い。
この記事を読み進めてくださっている方は、不都合なことが多くて生きづらいからお悩みなのでしょう。

カッとなって相手に罵声を浴びせてしまいそうな時、考えてみてください。
自分は怒っているのか?それとも本当は悲しいのか?(怒りの感情の奥底には悲しみの感情が隠れていることもあります)
どうしてこんなに感情がかき乱されるのだろうか?




自分の隠れた本音を知る

何かに感情がかき乱される時は、自分の潜在意識が危険信号を出している時だと思ってください。
自分が気づきたくない自分の不出来なところを指摘されて、痛いところを突かれたから焦っているのかもしれません。
自分の嫌なところを相手の中に見つけて許せない気持ちになっているのかもしれません。
不満を相手にわかってもらえなくて「なんでわかってくれないの!」状態の時は、あなたは相手に絶大な信頼を寄せている証拠。(本当にどうでもいい相手ならそこまで感情的になることはありません)知らず知らずのうちに相手に依存してしまっているのかもしれません。

潜在意識が危険信号を出すと、思わぬ感情の発露が起こります。
自分の中の普段は露呈しない内なる自分が【外の自分】に「今大変だよ!気づいて~!」と必死にメッセージを送ってきているのです。

内なる自分が必死に送ってくるメッセージを無視すると、内なる自分も外の自分も傷つきます。

内なる自分は次はもっとわかりやすいメッセージを送らなきゃ!と思って、もっとあなたの感情や気分に直接的なアプローチをかけてきます。

勘違いしないでくださいね!内なる自分は外の自分(この記事を読み進めてくれているあなた)の敵でも障害でもなければ排除すべきものでもないということ。
あなたがあなたらしく生きていくためにもっと毎日に喜びが溢れるように一生懸命働きかけてくれる≪絶対的な味方≫なんです。






喜怒哀楽が激しい「性格」の人はいない

最後に、「これだけでも知ってもらいたい」と思うことを書きます。
喜怒哀楽が激しい性格で悩んでいる・・・という方へ。

喜怒哀楽が激しくて自分で自分に振り回されてしまっているのは「性格」ではなくて「状態」です。
先に書いたとおり、「感情に身を任せる」選択を自分でしているだけ。
本音(内なる自分)と向き合うクセを常日頃からつけていれば、自分はなにがしたいのか?なにが本当の望みなのか?なにが気に食わないのか?が瞬間的にわかるようになってきます。
(最初のうちは少し時間がかかるかもしれませんが、効果はあります!自分と上手にお付き合いするのも練習が必要!!)

「性格」はあくまでその人の一面に過ぎません。
友人の前でいつも穏やかにニコニコしている人は「優しい人」と周りから思われます。
でも、実は仕事の鬼(!)の顔を持っているかもしれませんよね。

穏やかにニコニコとしている「状態」、仕事の鬼の「状態」。

喜怒哀楽が激しい「性格」を治そうとするのではなく、
喜怒哀楽が激しく露呈して振り回されている「状態」を適応(生きやすい)した状態に戻してあげるのです。






ぜひ、お試しあれ!

(今記事の写真はENTRY ACT(エントリーアクト)演技クラスのレッスン風景写真より phto by kei Ishii)

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俳優・演劇 大江千雪

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