コラム

 公開日: 2017-09-25 

障害者就労の職場が元気になる、ほめる仕組みを作ってみよう

注意する声、叱る声、ほめる声

障害があるひとの働く場(就労継続支援A型やB型)に頻繁にお邪魔している中で、ふと気づいたのは、事業が低迷している、工賃が伸びないという事業所では、ほめ言葉があまり聞こえないということ。よく耳に入ってくるのは、注意する声とか叱る声とかです。もちろん、このような声ばかりではないですが、少なくともほめ言葉はあまり聞かれないように思います。訪問しているこちらの方も、なんとなく緊張するとか、そんな感じです。逆に事業が順調に回っている事業所は、ほめ言葉が多いように感じられ、リラックスした気分で訪問させていただけます。

ほんの少し立ち止まって、目を向けてみる

誰だって叱られたり怒られたりしたら、緊張するもの。そして緊張したらさらに間違いを起こして、また叱られる・・・。
この繰り返しをどこかで絶たなければならないのですが、日々の忙しさの中では出発点である「なぜ間違ってしまったのだろう」という原因に目が行きにくいのかもしれません。しかし一瞬立ち止まって見て、何か叱っている回数が多いなと感じたら、その原因を考えてみませんか?

例えば食器洗いの作業をしているAさん。いつも洗った食器を戻す位置を間違えてしまいます。これは担当職員によって指示がまちまちだったことが原因と分かりました。例えば掃除の作業をしているBさん。いつも掃除をしたあと、いつも同じゴミ箱に躓いてしまい、また掃除することに。これは職員がBさんと一緒に、動線を変えたり、手順を変えたりすることで解決しました。

「ほめること」を忘れない

間違いの原因がわかって、その解決策が分かって、それができた!というところで、忘れてはならない大事なこと。それは「ほめること」です。ほめられれば誰もがうれしいし、またがんばろうというやる気スイッチが入ります。ただほめることって、以外にむずかしい。そう感じることはないですか? 利用者が間違えずに作業ができていたのに、つい職員の方でほめることを忘れてしまったということもあるのではないでしょうか。
ほめることを忘れない=日々の努力や成果を評価する仕組みづくりが必要かもしれません。

ジャストアイディアですが

例えば
・作業の中で解決したい問題点をピックアップ
・問題の原因を全員(利用者と職員)でブレスト←「人」にフォーカスしない
・対策を立てて、週間目標設定
・実施
・週ごとの振り返りで、目標達成していたら、全員からのほめ言葉シャワーを。

ちょっとスタンダードなアイディアですが、楽しくて、クリエイティブなほめる仕組みがたくさんあるはず。
実践されている方は、ぜひ教えてください!
そして他の事業所さんにも、ぜひ教えてくださいね!

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