コラム

2016-05-23

就労継続支援事業を一言で言えますか?

就労継続支援事業所にお勤めの方への質問です。
お友達やご家族、ご親戚に伝えるつもりで、障害者就労支援事業所のお仕事の内容やその中での皆さんがやっていらっしゃることを分かりやすく、一言で説明してみてください。

「福祉的支援をしながら就労を支援しています」
「障害のある人の社会参加のために内職をしたり自主製品を作ったりしています」
「できるだけ多くの工賃が払えるようにみんなで頑張ってます」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

けっこう難しいですよね。
残念ながら、聞き手にはほとんど伝わっていないかもしれません。
その原因はたぶん、一般には馴染みのない言葉。福祉的支援?自主製品?工賃?
聞き手はイメージすら描けない未知の言葉に耳がふさがり、関心を持つに至らずというケースも多いのではないかと思います。

障害者就労は社会や地域に関わっていく事業なので、やはり周囲から関心を持ってもらうのが嬉しいですよね。
そのためにはギョウカイ用語(?)の「福祉的支援」「自主製品」「工賃」等等や、ギョウカイ的説明(?)の「福祉的支援を行いながら就労を支援をしています」等等を、ギョウカイ用語を使わずに説明してみるというのは、いかがでしょうか?

別の言い方で表現する作業を行うと、実は、何気なく使っているギョウカイ用語の意味をあまりよく理解していなかったとか、ときに間違って理解していたということが分かり、あらたな発見があります。そして自分たちの仕事を伝えるにはどんな言葉を使ったら良いのかを一生懸命考えることで、結果、障害者就労という仕事の魅力を発見することにも繋がるように思えます。

下記は障害者就労継続支援事業を別の言葉で表現するというワークを行って引き出された文章です。

「私たちの仕事は、幸せを舌でも心でも感じるクッキーを、障害のある仲間たちと一緒に作って、稼いでいます」
「私たちの仕事は、障害のある仲間たちが格好よく働いて、がっちり稼げるようにすることです」

日々の活動状況が具体的に見えるようではないですか?
推敲を重ねて、もっとパワフルな一文になれば、利用者に対して、ご家族に対して、学生に対して、職員に対して、お客さんに対して、取引先に対して、分かりやすいPRフレーズとして活用できます。
お試し下さい。

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