コラム

 公開日: 2017-06-21 

BtoCビジネスで有効なインフルエンサー・マーケティング

BtoCビジネスにおいて、ブランディングやプロモーションをどうやってすればよいかなどマーケティング戦略に腐心されている経営者は多いと思います。スマホが普及しツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどのSNSが一般的になったインターネット社会で、小売業や飲食などのサービス業で活用されているのがインフルエンサー・マーケティングです。
注目を浴びているインフルエンサー・マーケティングの基本についてまとめてみたいと思います。

インフルエンサーとは何か

インフルエンサーとは、人々の購買行動に大きな影響を与えるひとやもの・ことをいい、影響、感化、勢力、効果などを意味する「influence」を語源とします。

具体的には、芸能人、モデル、スポーツ選手、専門家、知識人、ブロガー、ユーチューバーなど世間に強い影響力を与える人があげられます。

インフルエンサー・マーケティングの効果

インターネットが発達した社会では、SNSやYou tubeを通じて発信された情報は強い影響力をもっています。インターネットによる情報の拡散のスピードは非常に早く、ブランディングやプロモーションの即効性という観点からも重要なものとなっています。

そのようなSNSやYou tubeの特性を利用したBtoCビジネスのマーケティングの一手法として、消費者により身近に感じられるインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらうことが広く行われています。

インフルエンサーのSNSやYou tubeは、共感する消費者(フォロワー)によってコミュニティが形成されており、消費者の趣味嗜好が似通っているという特性があります。したがって、インフルエンサーを通じて発信する情報は、ターゲットとなる消費者に直接アプローチすることが可能となります。

購買行動において信頼できる人や身近な人の口コミによる情報を重要視しており、インフルエンサーによる紹介の効果は高いものとされています。

ましてやあの有名な人が進めているものであれば、間違いはないだろうという消費者の購買行動に与える心理的な影響は無視できないまでに大きくなっています。

インフルエンサー・マーケティングのメリットとは

インフルエンサーのコミュニティは、フォロワーの属性が絞られていますので、ターゲットとなる消費者にダイレクトにアプローチしやすいというメリットがあることは先に述べました。

マス媒体では不特定多数の消費者にアプローチすることになりますので、認知度を広めるには効果はありますが、実際の購買行動につながるわけではありません。

また、若年層に特に顕著ですが、既存のマス媒体の広告は見ない傾向が強いということがあげられます。テレビや新聞離れが言われて久しいですが、情報の入手はWeb経由のみという人は多くいます。

その点で商品やサービスの種類や目的によってはインフルエンサーの利用が効率的となる場合があります。

インフルエンサー・マーケティングの現状

このようにインフルエンサー・マーケティングは、現代の消費者の生活スタイルに合ったマーケティング手法の一つといえますが、インフルエンサー・マーケティングを実施する場合、どのくらいのコスト感を持っていればよいのでしょうか。これは、利用するSNS、誰をインフルエンサーとするかによって変わってきます。

コストについては一般的な基準があるわけではありません。今後、インフルエンサー・マーケティングが広がってくれば相場観が確立されてくるでしょうが、トップクラスの何百万フォロワー数やビュー数をもっているインフルエンサーであれば、数百万円程度は必要となってきます。

しかし、コストをあまりかけないでサンプル提供などの方法で行うやり方もありますし、低料金で提供するところも今後出てくるでしょう。

また、インフルエンサー・マーケティングとステルス・マーケティングの違いについても理解したうえで活用しなければなりません。

最後にインフルエンサーを選定する場合の注意点についてです。情報発信の目的やターゲット層にあったインフルエンサーでなければ効果はありません。SNSによって発信できる情報の質や内容、利用者の性別や年齢層は異なっていますのでどのSNSを使っているかは重要です。

また、企業のイメージにマッチしているインフルエンサーかどうか、フォロワーがターゲット層と合致しているかなどを考慮して選択することが重要です。

インフルエンサー自身のクリエイティブ能力も考慮しなければなりません。広告宣伝と一目でわかるものでは逆効果となってしまうこともあります。自然な表現で商品やサービスの魅力を伝えられるインフルエンサーであれば高い効果が見込まれます。

単に有名人だからという理由だけでは失敗に終わる可能性があるので注意が必要です。一般的には知名度はありませんが、数千、数万人のフォロワー数でも効果が上がるインフルエンサーは多くいます。

既存のやり方で自社のブランディングやプロモーションがうまくいっていないという方は、インフルエンサー・マーケティングの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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