コラム

 公開日: 2017-10-04 

【コーチング理論紹介】ゴール設定②ー建設的動機付けに基づくゴールを設定するー

合同会社Coaching4Uの渡邊です。

前回のコラムでは、
「現状の外側へゴール設定する」ということについて触れてきました。

今回はゴール設定のルール第二弾です。



皆さんは、
「建設的動機付け」(内発的動機付け)や「強制的動機付け」(外発的動機付け)という言葉を聞いたことはありますか?

これらは、心理学の中でモチベーション(動機付け)について語られる時のキーワードですが、端的に言えば動機付けは前述の大きく二つに分けられると言われています。

「建設的動機付け」とは自分の内面からの動機付けで、コーチングの中では「want to(したい)」「choose to(選ぶ)」「like to(好きだ)」と表現されるような動機付けです。

一方、「強制的動機付け」とは、基本的には外部から強いられる動機付けで、コーチングでは「have to(しなければならない)」と表現されるような動機付けです。そしてこの動機付けには、「or else(さもなければ)」という言葉が続き、「fear(恐怖)」に基づく動機付けとして説明されます。

・仕事を頑張らなければならない、さもなければ食っていけない
・ミスをしてはいけない、さもなければおこられる

この二つの動機付けについて、皆さんはどちらで物事に取り組むことがより「生産的」だと考えますか?

もちろん、「建設的動機付け」です。

例えば、皆さんが欲しくて欲しくて仕方ないものを買おうと思ったとき、その動機付けはどちらでしょうか?きっと「want to」や「like to」と表現されるような動機付けでしょう。

そのような時、「どのようにそれを手に入れるのか」や「その商品の情報」について、時間さえあればインターネットや雑誌等で探すのではないかと思います。その時の皆さんは、誰かに頼まれたわけでもないのに、ひたすらに情報を集めると思います。

一方、例えば皆さんが部屋の片付けが好きではないとして、同居の家族から「部屋を片付けなさい!」と言われた時はどうでしょうか。おそらく、「have to」ですね。その時の皆さんはきっと、例えば「今勉強が忙しくて片付けられない」とか、心のなかで「このままの方が物の位置が変わらなくていい」といったように、創造的に言い訳を考え、なんとかその状況を回避しようとします。

このように、「建設的動機付け」の場合はそこに向うエネルギーが出るのに対して、「強制的動機付け」の場合は、そこから「創造的に回避」する傾向があるのです。

当然、そうなれば「建設的動機付け」の方が生産的なわけです。

とある、組織文化と生産性をテーマに調査した研究によれば、「建設的動機付け」の文化を持った企業郡と、「強制的動機付け」の文化を持った企業郡で10年間で生産性指標の伸び率に756倍差がついたという研究もあります。

このように、「建設的動機付け」で物事に向かう事が大切ですが、これはゴール設定をする際も全く一緒です。

もし皆さんが、掲げたゴールに向かってエネルギッシュに進んで行きたいのであれば、「建設的動機付け」つまり「want to」「choose to」「like to」といった言葉で表現されるようなゴールを設定する必要があります。

皆さんのゴールは「want to」ですか?
「have to」ですか?

今一度吟味してみてください。

本日はゴール設定のルールの2つ目、
「建設的動機付けに基づくゴールを設定する」についてお話しました。

ゴール設定について次回のコラムでもまだまだ続きます。

この記事を書いたプロ

合同会社Coaching 4U [ホームページ]

コーチ 渡邊佑

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