小学生の潜在能力を引き出すこども脳教育トレーナー

吉村規子

よしむらのりこ

ILCHI Brain Up こども脳教育 奥沢教室

[ 世田谷区 ]

職種

コラム

 公開日: 2017-10-13 

子どもの理解に役立つ「意識のレベル表」

こんにちは。
ILCHI Brain Up こども脳教育 奥沢教室です。

前回、イルチ・リー氏の講演会の中で使われた「意識のレベル」についてお話しさせていただきました。一昨日、この表を保護者勉強会や相談に使ったところ、お母さん達の脳の整理がとてもよく出来ました。


=====Sちゃんの場合=====
Sちゃんは、よく「わかんない!」という言葉を使います。最近は1/10位に減ってきましたが、昨年は何しても「わかんない!」が返ってきました。(それは、何か新しいことに対する拒絶反応にも思えました。)
お母さんに「意識のレベル」表を見せながら、Sちゃんが「わかんない」を言うときは、100ルクスの回避・引っ込みの言動です〜それは「恐れ」の意識から来ていますね・・・とお伝えすると、Sちゃんのお母さんは丁寧に表を眺めてから次のように話してくれました。


 (いりなか教室の中村先生が、ホーキンズ博士の表を子ども向けにしてくれました)


「本当ですね。あの子、苦手なことだと脳の活動が停止したかのようになるんです。昨日も学校で自分の好きなことを紹介する作文の時間があって、先生がSちゃんは将棋が好きだからそのことを書けば良いよってアドバイスしてくれたのに、結局何も書かずに家に持ち帰ってきたんですよ。。」

ー書くことに対して何か引っかかりがあるんですね・・・と伝えると、
「作文に恐怖があるってことですか?ちょっと思い当たらない」と怪訝そうにしているので、私が思い当たることを話しました。
ーSちゃんは、書くこと全般に対して恐れをもっているんじゃないでしょうか?
お母さんは、ハッとして「作文も、それに関係しているのかしら?!」
ー関係していると思いますよ。(過去にもこのことをお母さんに伝えたつもりなのですが、今まではピン来ていなかったようです。)


Sちゃんはとても綺麗な字を書くのですが、少しでも曲がると神経質に消して書き直すところがあります。漢字の宿題など要領の良い子なら10分くらいで終わるところを、1時間2時間かけて、ノートに穴が空くまで書き直す位だったそうです。そしてその原因は、、お母さんの字の指導だったのです。
Sちゃんのお母さんは、ご自分が綺麗な字を書きたいと習字に通われていて、Sちゃんにも綺麗な字を書けるようにと最初から徹底的に指導してしまい、その結果Sちゃんは字を書くことに対して神経質になってしまいました。お母さんは、綺麗な字を書けるようになることだけ考えていて、Sちゃんの心がどう受け止めるかを考えていなかったのです。Sちゃんの過剰反応にお母さんも反省して方針を変え、Sちゃんの字に対する神経質な反応は随分和らいできました。が、書くことに対する緊張感は依然として持っています。


文字を書くことは、大人にとって単に事務的な作業かもしれませんが、小さい子にとってはどうでしょう?
大人が文字を書いているのを見て、まだ文字を書けないおちびさん達は文字に対して憧れの心を持ちます。それらしくペンをもち、絵とは違ったタッチでスラスラとペンを走らせ、ママにお手紙書いたよ!と誇らしく見せてくれたりします。文字は、私の心を表現してくれる大事な道具なのです。小さな子が自発的に書く文字には、その子の心が表現されているのです。そんなお手紙は、何書いてあるか識別不能でも「ありがとう」と受け取るでしょう?文字を覚え始めても子どもの気持ちには変わりないのに、私たち大人はそういう大切なことを見落としがちです。日本人は特に真面目なので、「ちゃんと」にこだわってしまいます。


さて、Sちゃんです。Sちゃんの脳は、お母さんの悪気はなかったけど大人本位の考えによって、書くことを最初から苦行としてインプットしてしまいました。
「どうしたら良いのでしょう?」とSちゃんのお母さん。
ーお母さんが温かな愛でゆったり構えて、待つしかないでしょうね。。
Sちゃんの文字を書くことに対する恐れは無意識的です。ただ身体や脳が固まってしまって、自分でもどうにもできず困っているのです。周りからやいのやいの言われるほど、その状態は酷くなるでしょう。
お母さんや先生が、愛の意識でSちゃんを見守り続けてあげたら、そのうちSちゃんは自ら苦手なことに取り組む勇気を持つことができるでしょう。

根拠のない話をしているのではありません。以前は自分の感じたことを表現しなかったSちゃん、最近は私に嬉しかったことや悔しかったことを話してくれます。そのうち書いて表現できるようにもなる、と思っています。意識が変われば、自ずと行動も変わるのですから。


・・・関連記事・・・・・・・・・・・・・・・・
◆「意識のレベル」から見える 教育システムの問題点と小さな改善策
http://mbp-tokyo.com/brainup-machidakodomo/column/63735/

◆【子育ての悩み】ダメな子どもの叱り方
http://mbp-tokyo.com/brainup-machidakodomo/column/60331/

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