荒井信彦

あらいのぶひこ

Al-jabr(アル・ジャブル)

[ 目黒区 ]

コラム

 公開日: 2016-10-03 

布団の干し方の間違い

天気の良い日に布団を干される方はとても多いですね。よく晴れの日はマンションなどのベランダに沢山干されている光景をよく目にします。しかし、それは間違ってるいますね。
さすがに最近では布団を叩いてはいけないという事は浸透しているようですが、何でもかんでも布団は干した方がいいという思い込みはまだまだあるようです。

布団は素材によって干し方・干す必要性が異なり、間違えると布団を早く傷める原因になります。
そもそも布団を何のために干すのかの意味を勘違いしているのかもしれません。

素材によって干し方がある

昔、よく布団を干していたのは中わたが「綿わた」だったからです。綿は植物性繊維なので、湿気や水分は吸収しますが自分で発散することができません。湿気を含んだままにしておくと布団はカサが一気になくなり、保温も落ちてしまいます。そのために天気のいい日にはこまめに日干していたんですよね。

今の布団の中素材の主流は羽毛やウールなどの動物性繊維です。動物性繊維は湿気や水分を吸収しても、必要な水分を残して不要な水分や湿気は自分で発散します。
つまり、羽毛やウールなどの動物性繊維の布団は基本的に日干しする必要がないということですね。日光殺菌の面から見ても、動物性繊維は自然の抗菌作用がありますので必要ないということになります。

主婦の方でも仕事をされている方が多い時代となり、また干すスペースもなくなったことから布団の中素材も綿わたから羽毛やウールの動物性繊維に変わってきたんだと思います。

ただし一点、動物性繊維も日干ししたほうがいい場合があります。それは汗で布団の生地が濡れた時です。
これは日光に当てて乾かしたいですね。汗にはタンパク質や尿素なども含まれるので、そのままにしておくと悪臭のもとになります。ただし、雑菌の繁殖はないと考えていいでしょう。

羽毛やウールなどの布団は、生地が濡れるくらい寝汗をかいた時のみ日干しするということで、そうでなければ風通しのいい部屋に広げておけば自然に湿気は飛ばすということですね。

布団の素材によっての干し方の違い

●羽毛・羊毛・真綿(絹):干す必要はなし。朝起きたら15〜20分程度、掛ふとんを二つ織りにした起きたての状態のままに放置おけばいい。
注)日干しすると、紫外線でいたずらに生地が傷むので耐用年数が短くなってしまう恐れがある。
注)お日様の香りが好き…という方は、カバーを掛けたまま短時間干すこと。

●綿・麻:植物性の素材:10:00-2:00くらいの紫外線が少ない時間帯に両面20〜30分程度の日干しいい。
*生地が厚手だったり、高密度の場合は1時間程度。

●ポリエステル・化学繊維:吸湿力も発散性も全くないので、10:00-2:00くらいの紫外線が少ない時間帯に両面日干しが必要。時間は気にしなくても大丈夫。

もっとも乾燥が必要なのは枕

枕は寝具で一番汗や湿気を毎日吸っているアイテムです。マクラが寝る時しっとりしてたりベトベトしてると不快ですので日中は乾燥させて置かないといけませんね。
また、素材は布団よりさまざまな種類が用いられていますので、布団以上に厄介かもしれません。

マクラの素材によっての干し方の違い

●綿や麻、パンヤ:植物繊維は布団と同じように直射日光OK。

●羽毛やウールは動物性繊維は布を掛けて直射さけるか、陰干し。
汗で生地が濡れている時は濡れているときだけ直射で干す。

●そば殻やあずき:日干しはNG。穀物素材は風通しの良いところで10〜20分くらい陰干し。
長時間日干するとかえって素材の必要水分や油分を飛ばして悪くしてしまうし、湿気の多い時期は穀物の虫が発生する可能性があるので陰干しすること。
注)穀物は、収穫前に必ず穀物をエサにしてる虫に卵を産みつけられているので、湿気が多く、直射日光で暖めるとその卵がかえる可能性がある。穀物の虫なので人を指したり害を与えることはないがツメダニの餌になるので二次被害の可能性はある。

●パイプなどのケミカル素材:生地を乾燥されるための短時間な日干し。
ベトベト感が気になるようになったら、干すだけでなく中材を洗濯ネットにあけて洗った方がいい。

これから仕舞っておいた布団を出す時期になります。収納から出した時は陰干しでなく、短時間の日干しがいいでしょう。寝具は湿気を一番嫌うので、干し方に十分注意しながら乾燥させてください。


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