荒井信彦

あらいのぶひこ

Al-jabr(アル・ジャブル)

[ 目黒区 ]

コラム

2014-05-20

羽毛の価格高騰 2)フォワグラの生産販売禁止

フォアグラは、トリュフ、キャビアと並んで、世界の三大珍味と言われる
食材ですね。
余談ですが、「世界の三大珍味」という表現は日本人が言い出した事で、
フランスなどでは特にそんな言われ方はしてないようですが・・・

フォアグラはフランスの食文化であったが・・・

フォワグラは、ガチョウの肝臓をわざと肥大させた食材で、富裕層や美食
家が好んで食するものですね。
元々ガチョウは「渡り」の時期には、肝臓が肥大するので、おそらく昔、
その時期にガチョウの肝臓を食したフランス人が、「これは美味い!」と
いうことで、フランスの伝統料理や宮廷料理に使われるようになったよう
です。
もともと、生産も消費も圧倒的にフランスが多かったそうですが、高級食
材であることの商品価値から、生産を始める国が多くなったんでしょう。

動物愛護で生産販売中止に・・・

飼育では、必要量以上のカロリーを食べささないと脂肪が肥大しないので、
強制給餌(ガヴァージュ)することから、欧州諸国では生産・販売を禁止に
動きはじめ、1999年に欧州評議会の加盟国35カ国では、フォアグラの生産は
「すでに定着している場合を除き」禁止となりました。

イタリア、オーストリアの6州、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、
フィンランド、ポーランド、ルクセンブルクでは、「動物の強制給餌」自体
を禁止。アイルランド、イギリス、スウェーデン、オランダ、スイスでは、
「動物保護法の解釈」上、フォアグラの生産は違法とされています。

この時点で、フォアグラ用として飼育しているのは、フランスということこ
とになりますので、市場の羽毛布団のグースは"=フォアグラ"ではなくなり、
他の羽毛の原産国は食肉用での飼育となるわけです。

生産者も「渡り鳥は元来栄養を貯め込むものなので、苦痛は無く、もし苦痛
があったら良いフォアグラにならない」と主張し続けてきましたが、こうし
た時流は変えられなかったのでしょう。

考えてみれば、飼育農場では、鳥は商売の元・・・資産です。
もし飼育が虐待であれば、鳥を傷めて資産の損失の方が大きくなりますから、
そんな残虐なことはしないはずなんでしょうが。

カリフォルニアでの生産販売禁止が今の高騰の引き金

そして、アメリカ・カリフォルニア州で、2012年に生産販売禁止となり、こ
れ以降、急激な羽毛の値上がりが顕著にっています。

こうした生産販売禁止によって、フォアグラの消費が激減し、値段が下がっ
たため、日本でファミレスがフォワグラバーガーをメニューに入れようとし
て、結局署名で中止になったのは有名な話ですね。

しかし、フォアグラ飼育はとてもコストが掛かるので、長期間価格が下がっ
た状態では採算がとれなず、飼育する事自体やめてしまったり、飼育数を激
減させたりという状況となり、副産物である羽毛も品薄、高騰・・・が一気
に加速し、今もなお高騰し続けています。

フォワグラは、フランスの食文化であり、日本の鯨と同じようなバッシング
という事かもしれないですね。

いずれにせよ、グースの羽毛は、とても稀少となってきていますが、本来の
羽毛布団の機能、そして定期的にリフォームしながら30年は着倒そうとす
ると、グースでないと難しいです。

グースの羽毛布団をお使いの方は、リフォームしながら大事に着倒していっ
てくださいね。


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