コラム

 公開日: 2016-08-01 

認知症初期の方とのコミュニケーションの注意点

こんにちは。
認知症専門のナースケアマネ、市村幸美です。
本日のコラムは認知症初期の方とのコミュニケーションについてです。
(認知症初期とは認知症発症から3年程度と考えてください。)

初期は話の流れも汲み取れますし、語彙も残っていますので
あまり「認知症の人だから」ということを意識する必要はありません。

初期の方に対し
いわゆる認知症の人に良いとされている『簡単な言葉で短く話す』ということは
馬鹿にされているの感じさせてしまう可能性があります。

理解してもらえているかな?
というのを確認しつつ話をすすめていくと良いと思います。

「私の言ってること分かります?」などと聞くのはやめて下さいね。

あとたまに、むやみやたらに大きな声で話す人がいますがそんな必要はありません。
とくに相手が興奮しているときなどはついこちらも大きな声を出してしまいがちですが
余計興奮させてしまうため、意識して小さめな声で話して下さい。

そして必ず、目の高さを合わせること

耳を傾けるというのは『身体全部で話を聴くこと』です
その姿勢は必ず伝わります。

逆に笑顔を作っていても
こころのどこかで「はやく終わらないかな…」等と思っていると、それも伝わります。

コミュニケーションは自己洞察が大切だと言いますよね。

認知症だから…なんて軽い気持ちで向き合うと、痛い目にあいます。
筆者も過去に何度も失敗をしています。

初期の方は自分の置かれている状況が理解できるため不安、落ち込み、などで苦しんでいます。
その心情をしっかりと汲み取って、コミュニケーションを図ってみて下さい。

この記事を書いたプロ

エアリーベル [ホームページ]

看護師・準看護師 市村幸美

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