コラム

 公開日: 2013-03-28 

不動産取引のトラブルを防止する、良い業者・良い営業マンの見極め方

不動産売買の際に当社で物件調査をすると、問題の種類や程度の大きさはありますが、

約9割の物件には何かしらの問題・注意事項が浮上してきます。問題が見当たらない

という物件は1割程度です。

但し、問題のあった約9割の内、約8割~9割は契約条件の交渉や調整で解決できたり、

そもそも気にならない程度、気にならない類のものであったり、事前に分かりさえすれば

解消できるものが多いです。


それにも関わらず、不動産売買の現場ではまだまだあり得ない理由で発生するトラブルが

多く存在します。



その理由の一つは業者にあります。

・一生に一度の買い物という消費者意識に対して、一度切りのお客様という業者都合が
横行し、言わなくてよい事は伝えられていなかったり、ひどい時は知らなかったフリを
しているケースも。

・「不動産のプロ」より「不動産を売るプロ」という風潮が強い業者では、調査レベルが
極端に低く、物件の問題自体に気付いていないことが多い。

・交渉や調整次第で解決できるという考え方、手間を掛けても解消して販売しようという
姿勢は見受けられないことが多い。

などの業界の良くない風潮がまだ残る会社もあることです。


そして、そんな業者に仲介してもらう買主にも問題はあります。

・「不動産のことは素人」だからと業者任せにした。

・曖昧なことや、解らないことを自分に都合良く勝手に解釈していた。

・不動産会社の社員はみんな不動産取引のプロだから間違い無いと思って契約した。

といった原状があります。


買主が手数料を払い、仲介業者にはいってもらう理由としては、

直接取引では宅建業者である売主が、素人である買主に分からないよう、

問題の責任所在や、必要となる多大な費用負担を買主にしている内容など、

売主に有利な条件で契約を進められないよう、物件を調査したり、金額交渉を

してもらったり、ローンの金利優遇をとってもらったり、最終的にトラブルが

起こらないように動いてもらう為です。


交渉による値引き金額、金利優遇によるローン総支払額の差額、

費用負担の交渉による出費の軽減、調査と報告による問題が発生の回避

などを考えると、売主買主の直接取引で逃れた手数料の金額より、

トータル的に安くなったり、トラブルのストレス回避なども考慮すると、

仲介を入れた方が実際は良いケースが多いと思います。


但し、上記のような交渉してくれない業者や、調査レベルがない業者、買主側に

利益になる提案、物件のリスクの説明が出来ない業者であれば意味がないので、

信頼できる知識と経験値と姿勢のあるパートナー・仲介を探し、間に入ってもらう

ことが、安心安全な不動産取引には大切です。



そこで、(良い業者、良い営業マンを見極める質問を参考にして頂けたらと思います。


※良い業者を見極める質問

・セールストークとして他社と差別化された話をしていても、「売りたい物件を勧める」
「審査が通りやすい銀行のみ」という業者は、サービスの具体的な意味合いや方法までは

曖昧な説明になってしまうことが多いので、物件以外(その会社を利用するメリットとなるサービスなど)の質問をしてみる。
・その回答に対して更に突っ込んだ質問をしてみる。
・ローン『金利優遇はどのようにして掛け合ってくれるか』
・失敗しない物件選び『物件調査でどんなトラブルが回避できた』
・その他、不動産業界では珍しいサービス『ライフプランをやる意味合いやメリットは何?』
その会社のサービス・特徴に関して、突っ込んだ質問をしてみる。

※良い営業マンを見極める5つの質問
問い合わせへのレスポンスが早く、こちらの要望を良く理解してくれ、要望に合った物件資料のみを送ってくれる営業マン。
1,この物件知っていますか、どんな物件ですか。
2,これまでどのくらいの物件を仲介されました
3,どんな物件が良いと思いますか
4,この物件のメリットとデメリットを教えてください
5,不動産購入をする場合の注意点は。
さらに絞り込む方法として「ちょっと意地悪な無理っぽいお願い」をしてみる。

物件自体は同じものを複数の業者が取り扱えます。

しかし、同じ物件でも買い方一つで、その後の生活が変わってしまうことは多々あります。

不動産の購入だけでなく、購入後の生活までをイメージした提案ができるパートナーに

恵まれ、安心安全な良い不動産購入の実現にお役立て下さい。



この記事を書いたプロ

株式会社 アドキャスト [ホームページ]

不動産コンサルタント 藤森哲也

東京都渋谷区恵比寿南1-25-1 恵比寿プラックスビル5F [地図]
TEL:03-5773-4111

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